短い文がつづいて、気もちがまっすぐ入ってきました。はじめの「わたしの母は、のろうひと」で一気に世界に引きこまれます。家庭環境の不穏さが静かに伝わりました。これからの話も読みたいです。【ちょこっと】さいごに音やにおいを一つ入れてみてほしいなと思いました(例:雨の音、冷たい空気、布の手ざわり)。その一行があるだけで、場面がもっと近くに感じられます。