二十代前半の彼は、キャラカフェに入れない初心な人だった。それだけではなく、美味しそうにスイーツを頬張る彼の姿も、主人公の女性は好きだった。それは恋愛経験を重ねた主人公が、尊いと思うほどだ。 なかなか会えない二人だが、デートを重ねてお互いを理解し合ってきた。そんなデートの日、主人公と彼はとある喫茶店に入る。その後二人は、彼に促される形で公園に赴くのだが、彼は主人公に意外な言葉をかける。 主人公の女性の心の機微が、とても繊細に描かれていています。 最後の一文が、語りすぎず、良かったです。 是非、御一読ください。
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