私日記〜いつか、これを見て笑えますように〜

第1話 8月23日

朝、起きたら学校がある。今日は午前授業

だった。苦手な英語が2時間もある。そのうち

1時間はずっと寝てた。

こうも、毎日過ごしているとまるで結末の

分かる子供向けアニメの主人公になったかの

ような錯覚を起こしてしまう。

その後は諸々用事を済ませて家に帰った。

どうやら自室で寝ていたらしい。

最近は妹に強く当たってしまうのが自身の

悪い癖のようなものであり、反省点である。

少し年の離れた妹と私では「教育方針」という

ものがまるで違っており、夏休みはいわば

「課題処理期間」だった私に比べ、妹は

「夏休みにしか出来ないことを」というような

ものなので、ほとんど課題がない。

こんなことを言うと大人気ないかも知れないが

少しばかりズルいと思ってしまう。

そもそも、一般的な学生が自由課題を出された

ところで、手をつけるわけがないのだ。

最近のニュースで全国学力テストの結果が年々

落ちているといった内容のものを目にした

ことがある。ニュース…、いや、大人は

その原因としてスマホをあげており、最近は

やれYouTubeだのTikTokなどと言うものに

時間を奪われているなどと思っているようだが

そうでは無い気がする。少し前までも漫画や

ファミコン、公園などと娯楽は存在していた

からだ。最近の公立の小中学生というのは

夏休みに徹夜し、課題を終わらせると

言うこと、そもそも宿題が個人の自由と

なりすぎているのだ。

しかし、こんなことを言っていては、戦時中

学生か、成人かで命を落とす、落とさない、

特攻兵になる、ならないなどと今よりもっと

理不尽など目に遭ってきた人に

叱られてしまう。

こんなことを言うのもなんだが、そんな宿題

ごときでワーワー喚くなと言われそうだが

目の前に自身より楽をしている人がいると

腹は立ってしまうのだ。

今、私は世界で1番私が嫌い。

これをつらつら書く前に私ももっと

有意義な時間を過ごそうと思う。

明日も生きていられますように。