呪いをかけらも解くも人の技

冒険者が集う経緯にフォーカスする、このお話し。
人が集う理由は様々、しかし、集う事によって解かれる、ある種の『呪い』。
その丹念な描写がキラリと光る作品です。

これから主人公が辿る道には、仲間の消失からくる、焦燥という呪い。
新しい仲間を迎え、更に歩み出す、希望という名の呪い。

沢山の呪いを乗り越えて、気心の知れた仲間と迎える、大団円という呪いからの解放…

そんな事さえ期待してしまいます。

素敵な作品に感謝と賛辞を