恋と冒険の壮大な物語

幕末といえば、世の中がサムライから西洋へ、刀が鉄砲へ、着物から洋服へ、丁髷から短髪へと、「すべて」の価値観がガラガラと音を立てて変わる瞬間。

そんな幕末で展開される恋と冒険の物語。

しかもアヤシイ薬も登場し、スケールも壮大。

また、何より注目してほしいのが、筆者のこの時代や新撰組にかける熱量がハンパない。もちろん、時代考証や研究が行き届いているから、臨場感たっぷりの物語となっています。

本作を読む前に、本編となるもう一つの作品から読まれて、こちらに来ることをオススメします。

司馬遼太郎や浅田次郎ものが好きな方には堪能いただける作品に仕上がっています!

その他のおすすめレビュー

青山 翠雲さんの他のおすすめレビュー971