まさかあのバラガキ、じゃない、鬼の副長にいいなずけが!?
- ★★★ Excellent!!!
そんなわけないだろう。ははあ、あのバラガキ、そんな適当なこと言って、どこぞの娘さんを……って思ってたら、気がついたらそのいいなずけ、何かちがう人と駆け落ちしてる!?
そして、そんな駆け落ち行脚を追っていく、謎の男・瀬蓮張蔵《せばす・ちゃんぞう》。
いやいや、誰だお前って言いたくなりますけど、みなさんよく知っている人です。
そんなこと言っているうちに、蠣崎兵六《かきざき・ひょうろく》という漂泊の絵師も出てきます。
というか、令嬢も駆け落ち相手も瀬蓮張蔵も蠣崎兵六も、実は新撰組好きなら知っている人です。
いったいこの人たちは、「誰」なのか。
そしてそして、この駆け落ちの行きつく先は。
あっと驚くどんでん返し。
もう一度冒頭を読み返したくなります。
ぜひ、ご一読を。