第10話 |邪馬台《ヤマト》国から日本国へ
[newpage]#01
白村江の敗戦は、アジア史の起点であり、唐による冊封体制の確立を決定した。
周辺諸国家から朝貢を受けて、周辺諸国家の地位を確立する。百済および新羅に高句麗は、神功帝の三韓征伐以降、
百済が滅びたことで、百済皇子は、大阪府枚方市の百済神社に住んで、百済奪還を夢見ていた。
[newpage]#02 五戒が、倫理教育の始まり
神社の系列化と神話体系が構築され、国の統治は、神社体系に組み込まれる形で、体制が確立していく。記憶文明から、記録文明となっても、記憶することで、国家体制を確立することは、変化していない。
日本流「五戒」でも述べたが、日本では、五戒そのものが持つ意味合いが、諸外国と異なるのは、肉食妻帯に代表される、日本的倫理観が、「五戒」に実装されているためである。
日本流にアレンジされた「五戒」によって、日本的な倫理観が、日本的な世界として構築されている。倫理教育の対象が、母親を含めた子供達となっていて、浸透する倫理観は、母が子育てをする時に、倫理観が確立していることで、倫理観が浸透していくからです。
日本の本質は、母系社会を基準としていて、圧倒的に日本では、母親が強い。日本の強さは、女性の強さ以上に、母親の強さとして顕れている。人間は、母親から生まれる、これが人間の生物としての特徴であり、生み出すものの強さを象徴するのが、母親となっている。
[newpage]#03 記憶は、広く広げることで、深化する
記憶文明の特徴は、独占を悪として、広く公開し、広めることを善としている。
<知識と知恵は、広く公開しなけば、記憶文明として深化しない>
一人の人間に記憶されただけでは、後世に伝承されることは無く、たくさんの人々に知られて、広がっていかなければ、後世に伝承されない。記憶文明の深化は、知識や知恵を、広めていくことで、遥かに長く伝承される結果となる。
桃栗三年柿八年のように、何時から伝ったか不明な位、長く伝承される知識や知恵が、日本では暗黙知のように広がっている。
蛇、蛙、蛞の三竦みは、古来大陸より伝わり、日ノ本に残る、争いを納める考え方である。
沖縄で「ぶ、さ、し」
母親は子供に弱く、父親は子供に強い、父親は母親に弱い。琉球文化圏に広がっている、数拳や虫拳の変化である。日本では、「じゃんけん」という形で、伝承されている。
広く広がれば、滅びることは無い・・・災害の多い日本では、広く広げ伝えることを、第一義としてきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます