天涯の塔

ケンタ~

塔に入るまで

第1話 ライセンス

 まだ遥かこの惑星が人で満ち、栄華の限りを尽くしていたころ――


 この世界に、その塔が建てられたという。


 高さは百キロメートル、その頂上は空気のない宇宙にまで届くとか。


 かつての人類の残した唯一の遺産、それは何千年にもわたって、人々を魅了してきた。


 この星の山をすべて登り切ったという伝説の登山家、あらゆる未知を切り開いてきたという百戦錬磨の冒険家、巨大な国家によって設立された何百人からなる攻略部隊。


 かつて人類によって作られたはずの巨大な塔は、かつてそれに挑んだ人々たちを、一人残らずとらえて離さなかった。


 まだ誰も、その頂上にたどり着いたものはいないという。そして、その塔がいつからあるのか、なんのためにあったのか、どのように動いていたのか、知るものは誰一人としていない。


 誰が呼んだか、天涯の塔。大地にただ一つそびえ、誰もがそれを知っているのに、誰もそれを知ることはない。


 人々はその未知を知ろうとし、今日も新たな冒険家たちが、身を投じていく――――







「――――はい、新米冒険家向けのガイダンスビデオはこれにておしまいです。隣室でライセンスを発行いたしていますので、取りに行ってください。ありがとうございました」

「「「ありがとうございましたー」」」


 冒険家の服装をした女性が挨拶をすると、それを追っていくつもの高い声が続いて声を上げた。

 今日この日デビューする新米冒険家は三十二人。いつもどおり、まずまずと言ったところであろうか。

 ガラリと女性が扉を開けて退出すると、それに続いて机に座っていた小さな子供たちが、そのあとを追うようにして椅子から飛び降り、駆け出していく。


「俺が先! 先に行くのは俺だ!」

「あっ、ちょライセンスは神聖なものなんだよ! ちゃんと順番待ちしないと!」

「うわっ! 順番待ち! みなさん順番を待ってください! ライセンスは着席順の一から順番に受け渡しをされます! 早く行ってももらえませんよ!」


 飛び出していった二人の少年少女に対して、女性はたしなめるように手を伸ばした。


「へへっ、俺が先だっ!」

「待って、順番待ちだってば!」

「あっ、おふたりともっ!」


 女性の制止もむなしく、少年少女の二人は隣室の扉へと突っ込んでいった。


「すみませーんライセンスくださいっ!」

「あっ、わたしもライセンスください!」


 その部屋は先ほど二人がいた時のものと大した差はない場所だった。たくさんの長机が並んでいて、一番前には大きな授業用のモニターがある。

 ただ一つ違うのは、長机に所せましとカードのようなものが置いてあるということだった。


「おや、二人とも来たかい。好きにとっていきな」


 その部屋の真ん中あたりにいた老婆はにっこりと笑って、彼女の近くにある机を指さす。


「わーい!」

「あっ、おばあさん、わたしのは!?」

「お前さんのはこっちだよ」

「やったっ!」

「ああっ、おばさま困りますっ! ライセンスは順番待ちじゃないと……」


 ようやく追いついた女性の声は、その後ろからやってくる子供たちの叫び声でかき消された。

 女性の左右を縫うように、男女問わずの小さな子供たちがなだれ込むように部屋にやってくる。

 そして次々に机の上を覗き見て、自分の顔の映してあるものを見つけ次第、それを手にして戦利品のように掲げた。


「やったぜー! 俺が一番乗りだ!」

「むー! 私が一番がよかったのに! でも二番乗り!」

「ふふ、二人とももうライセンス取得か、はやいねぇ」


 にっこりと笑う老婆は、子供たちが騒ぐ部屋の中を嬉しそうに見回した。

 その傍に、女性の職員が腰をかがめながら申し訳なさそうに手を伸ばす。


「あの、おばさま、いつも言ってるんですけど、順番待ちを……」

「だったら年齢制限を設けな。人手不足だからと言って話も聞けない子供にライセンスを与えるほうが悪いよ」

「うう……」


 女性と老婆が会話をしている間、また二つの影が、せわしなく部屋から飛び出した。


「よし、俺が先にライセンス登録してやる!」

「ちょっと、またおいてかないでよ!」

「だったらついてこい!」

「あ! またライオとエナが先に行こうとしてるぞ! 俺もいくっ!」

「わたしも!」

「うちもーーー!」

「あああ……みなさん、秩序を……」


 それからまた一瞬にして、部屋からは二人の女性を除いて、誰もいなくなった。


「はあ……私も分かってはいるんですけど、自信なくしますよ……」

「お前さんは大人になってからここに入ったらしいけどね、子供にとってはこういう思い出が冒険には大事なんだよ。いつも効率効率とかいうなら、こういう感情面のことも考えてやらんと、きちんと子供がうごかんよ」

「そうでしょうか……始末書を書かされるのは私なんですが……」


 女性は傾いた眼鏡を直しながら、はあとため息をついた。


「さあね。従わせたいなら頑張りな。子供には子供を従わせるやり方ってのがあるんだ。わかんないなら始末書でもなんべんでも書きな」


 老婆はそういって、子供たちが出て行った出口の方を見つめる。


「相手が大人だからって話をきくほど、子供は大人じゃないよ」

「うう……こんなに自尊心を傷つけられるって知ってたら、この職場入ってなかった……。転職しようかな……」

「人手不足の協会があんたを逃がすと思うかい?」

「ですよねぇ……」


 がっくり、と、女性の職員は肩を落とした。

 その時、廊下の向こうから、どんがらがっしゃーんと音がした。


「うわっ、なんですか!?」

「ほら、事件発生だ。行ってやりな」

「えっ、おばさまは……」

「今年いくつだと思ってるんだい。子供のしりぬぐいすんのも大人の仕事だよ。ほらはよいけ、しっし」

「ひどいいっ!」


 ひいー、と悲鳴を上げながら、職員は扉から駆け足で出て行った。




「すみませーん、このライセンスの登録お願いしまーす!」

「すみません、わたしもおねがいしますっ!」


 カウンターから乗り出すようにして、二人の少年少女が手にしたカードを掲げ、まっすぐにその向こうにいる大人に差し向けた。


「おお、二人とも来たか。早いなあ。また登録の基準が下がったのか」


 男はそう言いながら、二人が差し出したカードを手にし、それをじっと見た。


「ふーむ、ライオ・ギストフと、エナ・アルム。確かに。それでは、ライセンス登録をしよう」

「ねえっ、オックスさん、わたしを先にやって! ライオより先にわたし!」

「おい待てよ! 先に来たのは俺だろ!?」

「さっきライオが先だったんだからいいでしょ!? ずっと一番だったんだからゆずってよお!?」

「うるせー、お前より先にライセンス登録したかったから一番だったんだよ! ここで譲ったら意味ねーだろお!?」

「はっはっはっはっ、二人ともあわてるな。そこで折衷案だ。大声を出した罰で二人とも同時に登録をしてやる。これで喧嘩両成敗だ」

「「ええええーっ!?」」


 二人は台に手をついて、台を乗り越えんばかりに身を乗り出した。

 男は二人のカードを立方体の上にのせて、それからそのすぐそばの箱型の機械に指で何かを打ち込み始めた。


「よし、ライオ・ギストフとエナ・アルム。同時に登録完了だ。ほれ、これで二人とも立派な冒険家だ」


 男は最後にカチリと小さな操作機を動かして、立方体の上からカードを取り出し、二人に渡した。


「むー、ライオより先に登録してほしかったのにー」

「俺より後に来たくせに一緒に登録してもらえるなんて、ありがたく思えよ」

「ていうかライオもわたしもそもそも順番破ってるじゃん! 最初からどっちも悪い事なんだよ!」

「なんだよだったら最初からぐちぐちいうなよ最初から!」

「なによーーっ!」


 エナが手を上げ、ライオの頭をがっちりと掴んだ。


「うわっ、なにするやめうごっ」

「このーっ!」

「いってっ! 殴ったな!? しかもライセンスで!? このやろおっ!」


 ライオも負けじと手を出し、エナの腕をがっちりと掴みこむ。

 そしてそのまま体重をかけて、エナを地面に組み伏せた。


「てめーーーーっ!」

「いーーーーーっ!!」

「ちょっと二人とも止まれ、おい!」


 カウンターから出てきたオックスが二人の腕を掴んで、ぐいっと引きはがすまで、二人は互いに噛みつかんばかりの勢いで互いをにらみ合っていた。


「このやろっ!!」

「むーーーーっ!!」


 さらに二人がオックスの腕を振り払って組み付こうとしたので、オックスは二人をぐいっと空中に持ち上げた。


「二人ともやめろ! ライオはもう煽るな! そんでエナは先に手出したくせして変な生き物みたいな声出すな! 分かったな!? 降ろすぞ!? じゃないとこのまま落とすぞ!」

「っ……! べっ!」

「むっ……! ふんっ!」

「はあ……頼むぞ二人とも」


 オックスが二人を床に降ろすと、二人とも組み付きこそしなかったが、陰険な雰囲気でにらみ合っていた。

 それから、少しずつにぎやかな声が聞こえ始めた。


「おー、他の奴も来はじめたな。ほら、こっからオックスさんは忙しくなるから、二人ともどっか行ってな」

「……!」

「ぬ……!」

「にらみ合うならあっちでな。頼むぞ。ていうかもらったばかりのライセンスを武器に使うなよ。確かに頑丈だけどそういう用途じゃないからな」


 二人ともしぶしぶな様子で、ただしにらみ合いながら、その部屋から退出した。

 それから、子供たちが次々にやってくる中で、一人の女性の姿もあった。


「あのっ、すみませんオックスさん」

「おー、シーさん。あんたもなんか用ですかい? 見ての通り忙しいんで、順番待ちになりますが」


 部屋は、ライセンス登録の順番を待つ子供たちでごった返していた。

 オックスはそんな子供たちのライセンスを立方体の上に置き、順番順番に登録をしているのだった。


「いや、さっきすごい音がしたなって思いまして。何か、あったんですか?」

「あー……あったよ。さっき神聖なライセンスを武器にお友達の顔をぶんなぐった物騒なお嬢ちゃんがいてな。はい、ライセンス登録完了。次のやつー」

「えっ、ライセンスを武器に……? 確かに頑丈ですけど、そういう用途じゃない……」

「気が合うね。俺もちょうどそう思っていたところだ。あのバアさまに追いかけて来いって言われたんなら、あの二人はもう出てったぜ。あっちだ。追い出したともいうがな。はい、次のやつー」

「あ、いえ、別に追いかけていけって言われたわけじゃないですので……。はあ」


 かちゃり、と眼鏡をなおして、女の職員はまたため息をついた。


「苦労してんな、あんたも。もう何年目だっけ?」

「三年目です……。子守はもうだいぶ懲り懲りです。いろいろとつらいので……」

「はい、ライセンス登録完了だ。次のやつ。そんで、あんた、次の新人冒険家の牽引係だろ。大丈夫か?」

「まあ、そうです。もう三回目です」

「そうか。それだけ経験豊富でまだ生きてんなら、もう協会は逃がしちゃくれねえな。ほら、次」

「う、やっぱそうですよねぇ……つら……」

「冗談だよ。笑えよ」


 かかっ、と軽い調子でオックスは笑い声をあげる。


「笑えませんよ割と……」


 ふう、とため息をついて、女職員は下を向いた。

 それから少しの間黙ってから、彼女は顔を上げて、少しの決意を含んだ表情でオックスにしゃべりかけた。


「あの、オックスさん」

「飲みの誘いならナシだ。今宵は嫁とデートなんでな。それにしても俺はやめとけ。いい男の自覚はあるがあんたまだ若いだろ」

「うっ……はい……失礼します……」


 女職員はがっくり肩を落として、部屋から出て行った。




「すげー……これがライセンスか……やっぱかっけーな……痛っ」


 ところ変わり、とても静かな場所。

 月明かりにカードを照らしながら、ライオはそれに見入っていた。


「ちょっと、動かないで。薬塗れないじゃん」

「殴ったのお前だろ!? なんで文句言いながら塗ってんだよ!」

「うるさいっ! 煽ったのライオじゃんっ!」

「手ぇだしたのはお前だろうがっ!」

「うるさいぞお前らぁ!!」

「「ぴっ」」


 喧嘩をし始めようとした二人に向かって、男の太い怒号がやって来た。

 ただし、その怒号の正体は二人が顔を見回しても分かる場所にはいなかった。それは隣の部屋からやって来ていた。


「ほらっ、ライオがうるさくするからっ」

「おまえこそっ……!」


 細々と小さな声で、二人はまだ喧嘩を続けていた。


「はあ、なんでよりにもよってお前と一緒に大家さんの隣の部屋なんだよ……!」

「仕方がないでしょ、部屋はくじ引きなんだから……!」


 二人が住んでいるのは、町の中にある一つの集合住宅だった。

 大家さんの奇妙な発想かそれとも個人的な趣味によるものか、いろいろと芳しい噂が絶えないが、ともかくその集合住宅に住んでいるのは子供ばかりだった。

 部屋は二十以上あり、かなり立派な集合住宅である。そこに住んでいる子どもたちは、十日に一度、くじ引きで部屋と同居人を変えて住むという奇妙な慣習が出来上がっていた。もちろんそれの理由や起源を知るものは存在しない。大家さん以外には。


 親元を離れて冒険家になりたい子供たちに、安心できる住処を――――そういうスローガンでポスターが町中に貼られている集合住宅、その名を『スィース共同住宅』では、面倒見役兼育ての親である大家の話を聞きながら、四十を超える子供たちが仲良く暮らしていた。


「だーっ、いてえッて! 自分で殴ったところの程度もわかんねぇのかよ!?」

「だから動かないでって言ってるでしょ!? ライセンス見ながらやってるからんそんなことになるんだ」

「うるせえってお前ら!!」

「「ぴゃっ」」


 ……仲良く、住んでいた。

 そんな和気あいあいとした集合住宅の場所は、この地域の象徴が、とてもよく見えるところにある。


「塗り終わったよ。はあ、やっと終わった……」

「ふう……痛かった……」

「むっ……」


 また怒りかけたが、また大家に怒鳴られてはたまらないので、エナは直前でこらえた。


「……わたしもライセンス見よ」


 エナは近くの机に置いておいたライセンスを手に取って、窓を開けてバルコニーへ出た。


 その後ろに、ライオもついてくる。

 夜風がひゅうっと吹き抜け、きもちのいい夜だった。


「あ……」


 ライセンスから顔を上げたエナは、目の前に広がる光景を目にして、声を上げた。


「おー、今日、塔が光る日なのか」


 横からライオが口にする。

 共同住宅のバルコニーから見えるもの。

 それは、淡い光をぼんやりと放つ巨大な塔。

 底部の直径二十キロメートル、最上部の高度は推定百キロメートル。

 青鈍色の七つの層が重なった、天を突く円錐台の巨大な塔。

 天涯の塔。

 それが、彼女たちの目の前に聳え立っていた。

 それをライオが指さし、口を開く。


「すげー。第三階層から雲ができてるぜ。ぼんやり光ってる光はあそこからか。確か、第五階層からの水があそこで熱されて、雲になってるんだっけ」


 ライオのさす指の場所は、彼がぴんと腕をほぼ四十五度に伸ばした先にあった。


「すごい……光ってるの初めてみた。ここから塔って五十キロ以上離れてるんだよね……なのにこんなに明るく」

「いつもエナははやく寝ちまうからな。俺はもう二回目だぜ、これ見るの」

「むー、自慢はいいよ……」


 そう言いながら、エナは自らのライセンスに目を落とした。

 彼女の小さな手いっぱいに広がるほどの大きさだった。黄金比の長方形型をした、薄い厚みのある、とても軽い不思議な材質のカード。

 右の部分に自分の顔が映されている。そして左には、自分の名前と、ライセンス取得日、ライセンスの権限要項と自分が協会の一員となったことを認証する赤色の印鑑のような印刷。

 エナはそれをくるくると回して、塔からの光と月明かりにあて、いろんな角度から回して見てみた。

 薄さは紙を二十枚ほど束ねたようなかんじ。裏には自分の継続探検日数が十日単位でチェックすることができる格子状の印刷がある。

 ライセンスの地色はちょっと乳白色がかった白色。

 そして材質は……わからない。

 真ん中に親指を当てて、くっと力を入れてみる。

 ……曲がらない。合成樹脂製のよくあるカードではないらしい。

 人差し指でデコピンをしてつんつんとはじいてみる。

 ……金属音はしない。かつんっ、かつんと合成樹脂製と同じかんじの乾いた音がする。

 なにで出来ているんだろうか。一応、塔から採れる物質を材料にしていると説明されたけど。それに結構全力でライオをこれを握って殴ったのに、ぜんぜん傷一つつかない……。とても頑丈だ。オックスさんもそんなことを言っていた。


「ん……くぁ……」


 ふにゃりと、エナはあくびを出した。


「明後日はもう出発だ。早く寝ようぜ」

「ん……」


 目をごしごしとこすりながら、エナはこくりとうなずいた。


「おやすみ……」

「ああ、おやすみ」


 バルコニーから出て窓を閉め、それからカーテンも一緒に閉めて、二人はベッドに入った。


 ベッドはそれぞれ部屋の両脇に置かれていて、夜にこそこそ話をするなら結構大きな声を出さなければならない。そうしたらすぐに隣室にバレ、場合によっては大家にもバレる。そのため、子供たちを早く寝かせるために大家が考えた絶妙な配置だった。

 しかしそんな仕掛けもお構いなしに、ライオはまだ寝ていなかった。


 すう、すうとエナがかわいらしい寝息をたてる向こうで、ライオはベッドでカーテンを少しだけずらして、そこから外の景色を見た。


 天涯の塔が見える。


 それがそびえたっているのは、巨大な湖の中。

 集合住宅から下を見下ろすと、すぐそこに湖を見ることができた。

 集合住宅が建っているのは、湖のあるくぼ地のすぐ外側にある丘の上だった。その丘の上にある集落の、最も立派な建物が集合住宅であった。

 月明かりの下に淡く輝く塔の姿が、ゆらりとゆらぐ巨大湖の表面にうつっている。

 明後日、俺たちは、ついにあそこに行くんだ……。


 小さいころから、ずっと夢に見ていた。

 親元を離れて、お金を稼ぐために来たとは言うけれど、最初から自分はあの塔にずっと行きたくて来たんだ。

 だって、かっこいいし、世界一高い建物だし、それに何千年も昔の人が作ったものだなんて……ロマンの塊でしかない。


 危険があるのは知っている。命の危機があるかもしれないことも……。

 それでも、ここまで来たんだ。だから、もう塔がすぐそこまで来ているというその事実が、楽しみで仕方がない。


 早く、明後日にならねぇかなぁ……。

 ライオは心を躍らせながら、眠りについた。

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