名前は有名だけど、中身はよく知らない作品。
そういうのってあったりしますよね。
僕にとっては『アルスラーン戦記』がそうでした。しかし、こちらのエッセイを一読して、話の内容はもとより、ファンの方々の心境までスッと胸のうちに入ってきました。
これも、『アルスラーン戦記』愛のなせる技だと思います。言葉の端々から愛情が伝わってくるのです。俄然、興味が湧いてきます。まるで一つの鉱脈を発見した気分です。
本エッセイを一読すれば、『アルスラーン戦記』が気になって仕方なくなります。詳しい方もそうでない方にもおすすめです。