第11話 8月25日 花火とドカン

昨日の夜、兄ちゃんと庭先でやった花火。

線香花火、打ち上げ花火、ねずみ花火と、笑い転げながら遊んだ。


その次の日、ゴミを昼間に燃やしていたら――

突然「バーン!」と大きな音。

花火がまだ残っていたらしい。


ビニールも一緒に混じってたもんでそれが弾けて、半ズボンの足にベタッとくっつく。

驚きと熱さで僕は泣きじゃくる。

兄ちゃんは腰を抜かしたあと大笑い。


慌てて飛んできたみつこおばちゃんがホースで足を冷やしてくれた。

そして兄ちゃんはこっぴどく叱られていた。

へん、「ざまぁみろ」と心の中でつぶやく。

でも本当は、一緒に大騒ぎしながら気味焼いたりしてたのは僕も同罪なんだけどね。

へへへ。


今日の気づき

「楽しい思い出と危ない出来事は、紙一重」

 辛い思いでは意外と間抜けけなところで起きるもの。


Cherish today! Enjoy your adventures and don't look back on the past. Focus on the road ahead and keep moving forward!

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