物語の終末世界から思い馳せる過去(読み手にとっては現代)が愛しい💐

 物語の舞台は終末世界。

 終末の世界から見たなら、読み手の生きる現代が過去です。

 物語の終末世界から思い馳せる過去、(読み手にとっては現代)が愛しくて尊いのです💐

 終末の世界の住人から見たなら、この現代の全てが宝物のようなもの。 現代人が中世の文化や古代の遺跡に思い馳せて、何とも言えない尊さに震え、喜びと切なさを感じ、ふいに涙が溢れそうになるような感覚と同じです。

〝荒野に咲く花〟を眺めているような気持ちにさせてくれる物語。

 荒野に咲く花です。 終末世界の作品だと滅びの争いなどの話にスポットが当てられたものが多そうなイメージですが、こちらは荒野に花が咲いているような物語であり、とても尊いです。

 切なくも優しい終末世界に触れることで、現代人は今と自分自身の尊さを再確認出来るのではないでしょうか?
 押し付けがましくない優しさがここにあります。


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※後々また感想を追加する可能性あり。

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