第11話 ダブル不倫

数時間後


彼女の白い肌は俺の液まみれになっていて、ひくひくと泣いていた。それでも俺が彼女に触れると、彼女の意思とは反対に

やっちまった…………ほぼレイプじゃん。無理やり服を脱がせて、挿れて…。でも、借りがあるから返しているだけであって、俺は何も悪くない、、、実際彼女はすぐに腰を振って俺を待ちわびてたみたいな表情で誘いまくってたし、いいだろ。避妊したし。

なんなら、彼女と俺の契約を交わすためにはもう少し強い書類が必要だろう。俺はスマホを取り出し、彼女のだらしない姿を写真に収めた。

「借りを返せてよかったな。じゃあ説明しようか…俺はまず探偵を雇って部屋に監視カメラを設置してもらって、2人の動向を探った…そして…」

って、聞いてないや。彼女は性奴隷のような淫らな姿で仰向けになっていて、お腹の上にある複数の避妊具が彼女をまとっている。

少し申し訳なくなったので、彼女をお姫様抱っこで風呂場へ連れていき、シャワーで理性がしっかりしていくのを見届けながらその続きを話した。

「明菜さんは俺と寝た既成事実があるので、俺を裏切ればどうなるかわかりますよね?なんで、話聞いてください。」

俺は彼女にこういった。

俺をめちゃくちゃにした静香への復讐のために、仁と仲良くしろ。そして結婚してくれ。

俺の親戚は弁護士だらけだから、訴訟は全て任せろ。お前は不倫をしろ。


俺はそれを見届けるだけ…と言ったが、そんなわけはない。この目標が達成したら次は明菜を俺のものにする。完璧だな…


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