苦神師駅―設定資料―

行き方

新宿駅地下6階ホーム 0:08発の電車


地下6階へ通じるエスカレーターは23:50~0:05の間だけ出現。

このエスカレーターを一度降りてしまうと上りのエスカレーターが存在しておらず、戻る事は出来ない。



オーソドックスな昭和初期の無人駅

まるでタイムスリップをしたのでは無いかと錯覚をさせる構造。


改札は無人でロータリは古くなり劣化しているアスファルト作り。

ロータリーの入り口に木造の一軒家があり、それ以外は雑木林しかない。


家を出て、雑木林を抜けると小さな木造の家が10軒程立ち並ぶ。


ここの住民は全員生きてこの村に来た人間の人体をすりつぶし、雑木林にばらまく事で赦しを得ると思っている。



久ヶ淵村

かつて東京のどこかに存在されていたとされる小さな村。

雑木林に生えている木々は不気味ながらに美しい材木になるという事で、木を伐採する事で生計を立てていた。

しかし、木に赤みを加える為には生き物を細かく砕き、木の肥料にするという異常な方法による生成方法だった。


結果、林から動物が消え――

最期には人を殺して粉々に砕いて雑木林の肥料にする事になる。


そういう生活を送っていくうちに村自体が呪われ、体が砕かれても魂と言う名の意識のみがいつまでもこの場に留まるようになった。


自分の身が砕かれるのを意識を失う事無く見続けるという地獄――

それは人の心を容易に破壊する。


結果、ここの住民はショックの後遺症で言葉が上手くしゃべれなくなっている。



脱出方法

苦神師駅ホーム 11:29発の電車に乗る事で村からの脱出が可能

しかし、村人に追われ続けながらこの時間まで逃げ続け、発車のタイミングで電車に乗れるかは不明。


この電車に上手く乗れると、新宿駅地下6階に上りのみのエスカレーターに乗る事が出来る。

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