追放された悪役令嬢は、辺境の地で『豊穣の聖女』と呼ばれています~慰謝料代わりの土地を前世知識で穀倉地帯に変えたら、辺境伯様が溺愛してきます~

藤宮かすみ

登場人物紹介

リリアーナ・フォン・ヴァインベルク(主人公)

公爵令嬢。中身は農業高校で土いじりに明け暮れていた日本の女子高生「緑川 恵」。ゲームの悪役令嬢に転生したと気づくも、茶番のような婚約者との関係にうんざりしていた。婚約破棄を機に辺境の土地を手に入れ、前世の知識を武器に理想の農業ライフを追求する。明るく前向きな努力家。


アレン・フォン・ローゼンベルク(ヒーロー)

隣国グリューネヴァルト王国の辺境伯。20代半ば。黒髪に灰色の瞳を持つ、彫りの深い美丈夫。無骨で堅物、口数は少ないが、領民を深く愛する心優しい領主。ある理由からエルドラド王国に不信感を抱いており、当初はリリアーナを警戒するが、やがて彼女に深く惹かれ、不器用に溺愛するようになる。


エドワード・フォン・エルドラド(元婚約者)

エルドラド王国の王太子。金髪碧眼の美青年だが、中身は浅はかで人の本質を見抜けない。ゲームのヒロインであるマリアに心酔し、リリアーナを何の疑いもなく断罪する。後に自身の愚かさを思い知り、激しく後悔する。


マリア(ゲームのヒロイン)

平民出身の聖女。愛らしい容姿と健気な振る舞いの裏に、強い嫉妬心と独占欲を隠している。リリアーナを陥れて王太子の隣に収まるが、彼女の持つ「聖なる力」には、大地を蝕む恐ろしい秘密が隠されていた。

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