古城バチェロレッテ殺人事件～煙幕の名探偵・神宮寺胡桃

　学生の佐久間航は幼なじみの神宮寺胡桃を連れて、山奥の岩山の上に建つ古城を目指す。大雪が降る中、古城に辿り着くと、ネット放送局が独身男性を8人の女性が取り合うバチェラーパーティーのロケを行う予定で、女性側に一人欠員が出たため、胡桃が急遽参加することに。女性参加者は全員、それぞれのカラーが決められ、その色のドレスを着て、苗字はその色にちなんだものが与えられる。胡桃は『白』の代役を任され、白雪胡桃と名乗ることに。他の参加者は紅川歩美、藍名かおる、カナリア陽子、黒見玲、桃井姫奈、若草千春、紫苑楓、そしてバチェラー役・財前春樹の計九人。ＳＮＳでの情報漏洩防止のため、その9人とディレクターの古川智恵、ＡＤの三枝葉月、大沼大輔、そして航は、スマホなどの通信機器を没収された上で、古城で一晩を過ごすことに