2022/06/23

東京経済大学を中退する前は、資本主義で勝って高い時給をもらって生活の安定を確保したかったのに、現実は低時給の単純労働で時間も体力も削られて、病気や怪我や税金滞納で延滞税まで払わされて、政治家や大企業は自分の利益だけ守って俺たちの苦しみは見て見ぬふりしていて。それでも俺は食べるため生きるために働くしかなくて寝る時間も削って起きたら体が痛くて頭もぼんやりして、また仕事に行くの繰り返しで資本主義は努力すれば報われるなんて嘘だと思うけどそれでも負けたくなくて、自分の生活費を自分で稼げるようになって税金や家賃や光熱費を払っても手元に余裕が残るようにしたくて。本当は人間らしく暮らしたくて毎日食べたいものを食べて安心して眠って次の日のことを考える余裕があって、それでいて暇な時間にはお金を稼ぐか勉強するかしてもっと良い条件の仕事に移って資本主義の中で少しでも上に行きたいのに、その道筋が全然見えなくて助けてくれる人もいなくて。もし大企業や政治家が本当に国民のことを思うなら俺みたいな人を直接支えて欲しいし俺が痛みや損失を受けたら責任を取って償って欲しいし、俺が望んでいるのは贅沢でもなくむしろ最低限の人間としての生活で、それが叶わないなら何のために道路やスーパーや車や工場や税金が存在しているのか分からないし。ただ資本主義で勝って高い時給を得て心配せずに眠れる夜が欲しいだけなんだけど。

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