忘れかけたラブソング
@AKIRA54
第1楽章 不思議ね……
不思議ね あなたとこの店で
時の流れを遡り
あの頃ふたりは 若過ぎて
愛に飛び込むことに迷ってた
あれから3年 あなたの心に
幾つの恋が産まれて消えた
わたし今でも あの時の
あなたとの約束 覚えてる
不思議ね あの日もこんなふうに
小雨模様の空だった
あなたとふたり ひとつの傘
それが最初で最後の夜
あれからわたしも見合いをして
それでも何故か 結ばれなくて
あなたへの愛 信じていた
適齢期という 時を過ぎて
やり直すことが できるの?
わたしなら今も あの頃の
気持ちに帰れるわ……
あなたさえ 良ければ
あなたさえ 変わらなければ……
あなたさえ 良ければ
あなたさえ 変わらなければ……
【創作メモ】
再スタートというか、選考に漏れた『愚作?』というか……、代表曲にはならなかった詩たちに、「光?」を当ててあげたい!と、書き溜めた「ラブ・ソング」を投稿致します。
第一楽章のこの詩は、私の得意と申しますか、相変わらずと言いますか、『お久しぶりソング』という範疇の詩であります。
まあ、その「マンネリ感」が選に漏れた理由のようです。駄作とは、思っていないのですが、如何でしょうか?
このような再会をテーマにした詩をたくさん創り過ぎて、どの詩を選ぼうか迷っていました。「3年」「適齢期過ぎ」「雨の日」「ひとつの傘」、タイトルの「不思議」も私の他の作品にかなりの数登場する言葉です。そんな理由(わけ)で100選には入りませんでしたが、可愛い作品のひとつです(この詩だけなら、普通に投稿できる詩なのですが……)。
という訳で、選考に漏れた『可哀想な?』詩たちを幾つか発表したい!と思っています。
そこんとこ、ヨロシク!
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