懐かしいメロディー? いえ、本当の意味でメロウな物語がつまっています。

まさかカクヨムで「木綿のハンカチーフ」の曲名を目にするとは思ってもみませんでした。

この素晴らしい曲の内容は、本作をぜひ読んでいただけたらと思うのですが、今の時代って実は歌謡曲をアップデートしているんじゃないかって、読みながら改めて思ったんですよね。

その歌のなかでの、物語を美しく紡ぐ。
昭和時代の歌謡曲は、本当にメロウで。メロディーを大切にしている気がします。それって、ボカロ文化や最近のバンドの歌詞を大切にしたり、言葉、音を大切に歌い上げる姿からも、時代が再び回っていることを感じますが、何より「木綿のハンカチーフ」の素晴らしさを、的確に書かれたエッセイ、まさに推しの愛に溢れています。

ちなみにSpitzの草野さん、エレファントカシマシの宮本さんもカバーされています。
そちらもよろしければ。


ぜひ、今の時代だからこそ。
時代背景も含めて、今を生きる皆さんに読んでいただき。
そして、ぜひ耳を傾けて欲しいと思います。


懐かしいメロディー? いえ、本当の意味でメロウな物語
知らないで済ますのは勿体ないから。

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