鮮やかな中世の情景と、甘く危険な計略。本編読者待望の至高の一編!

一歩足を踏み入れた瞬間に広がる、リアリティを持った中世の描写。
田鶴先生の筆致は、当時の空気感や人々の息遣いまでを鮮明にイメージさせてくれます。

今作品は、『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』のスピンオフ作品ですが、作者様の真骨頂である「男女間のドロドロとした計略」と「一筋縄ではいかない色恋」がこれでもかと詰め込まれており、その美しくも残酷な人間模様にスイスイと読む進めてしまいます。

そして何より、ラストの展開……!
私としては嬉しく、期待を裏切らない最高の結末に思わず笑みが浮かびました。

本編未読の方も楽しめ、本編を読まれた方は3倍楽しめる物語。
「張りぼて」の奥にある真実に引き込まれるはずです!