口語だけの世界で淡々と積み重ねられるだけの鬱屈。

誰に読ませるでもなく、ひたすらの直線編みのようにただ綴られるだけの日記。
どこに帰結するわけでもないこの物語(?)に、なぜにこれほどまで惹かれるのだろうか。

期待せずにはじまり、カタルシスも無く終わる。
でも人の営みの切り取りは、こんなものかもしれない。

これもひとつの Life Goes On.