上手くいく予定だった。
遊びの日の当日。見慣れた自分の部屋で目を覚ました。その日は少し用事で休みなのにもかかわらず登校する必要があったため、準備を済ませ、学校での用事を済ませた。頭の中などこれからの事でいっぱいであった。
用事を終わらせ帰宅、昼食を食べながら協力者とメッセージを取り合っていた。
もう一度どこで告白する場所を聞かれたため、家の周辺という文章を送った後、カラオケで告白しようよ。という文章を私のスマホは受信したのだ。私は目を疑った。そこでもし失敗したときのことを考えたら非常に心配だったからだ。私は何度も別の意見を示しても、カラオケが良く、なぜなら失敗した際に慰める時間が必要とのことだった。ちょっとこの意見は私を笑顔にはしなかったが、もう時間がない。集合時間に遅れるなどあってはならないことであるので、そそくさと準備し、家を後にした。
予定より早く好きな子は現地に到着している旨の連絡を協力者から受け取った。
ちなみに協力者は2人いたが、1人目は私の大親友であり、同性で、2人目は異性で私の親友が紹介してくれた人だ。
この4人で遊びが始まるのだ。
私は親友と一度待ち合わせて一緒に集合場所へ向かうこととしていた。2人待ち合わせ、そろそろ集合場所に着こうとなる場所になったら、私の足が止まった。足が前に行くことを拒否しているかのようだった。そんなところで時間を使っている余裕はないので親友に連れられて集合場所へと向かった。
それは、ほぼ3年ぶりの再会であった。小学生の頃からあまり変わっていないようで正直安心した。しかし最初の方は全く喋ることができなかった。とにもかくにも緊張し、ろくな話題を出せそうになかったので結局最初の方は同性の親友とカラオケまで 向かうことになった。
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