天才の人生
天才の人生とはどんなものだろうか?体験してみよう。
まず、自分を理解してくる人は居ない。あまりにも見えている世界が違いすぎて話が成立しない。宇宙人と話しているような感覚だ。
自分にとって当たり前のことが他人は理解出来ない。
孤独な人生を歩むだろう。だから、友達とか家族と楽しく会話したいのなら天才には成らない方が良い。会話なんて楽しくないし一人で考えるのが好きだという方には良いかもしれない。だが、何か金になりそうな発明品や強力な武器に転用できそうな発明をしたとしよう。
金になりそうなものは金持ちが嗅ぎつけて寄ってくる。そして、協力すると見せかけて資金を出し、金になる商品が出来上がったら小銭を払って権利を買い取り、発明品によって出た莫大な利益を盗んで行く。
拒否すれば資金調達でき無くして発明を潰す。
強力な武器になりそうな発明も平和利用しようとしても権力者が、それを許さない。人殺しの道具を作らされて自分の発明で大勢の人間が死ぬ様を見ることになる。良心なんて持っていたら死んだ人たちに申し訳なくて楽しく生きる事なんて出来なくなる。
天才として幸せに生きる事が出来るのはサイコパスだけだろう。いいや、この場合はマッドサイエンティストの方が正しいか……。
金持ちや権力者の人生よりもマシだが、楽しい人生ではない気がする。
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