第10話「国家バレー機関からの刺客!お堅すぎるバレーをぶっ壊せ!」

準決勝の対戦相手は…まさかの“国のバレー研究所”直轄!


対戦校:


🛡️文部科学省 バレー特別研究機関附属・規律第一高校🛡️

(通称:ガチガチ学園)



【この学校の特徴】


・登校時の校門前に“フォーム確認ゲート”

・1日3回「規律ミーティング」あり

・“笑い”に対しては即座に赤札(退場)


春巻:「なんでそんなヤバい組織が大会出てんの⁉」

ミライ:「聞いた話だと…**“全国のバレーの乱れを正す”**のが使命らしい。」



登場キャラ紹介



🧊キャプテン:国守 凍(くにもり・こおる)


・通称「氷の司令塔」

・必殺技:「ゼロ秒トス」(ボールが浮いた瞬間、既にトスが完了している)

・しゃべると教科書の朗読のよう


「バレーとは規律、礼儀、そして……静寂なり。」



🎯副キャプテン:狙撃院 正角(そげきいん・せいかく)


・サーブがミリ単位で正確すぎる

・“ネットの高さ”をレーザーで計測してから打つ


イサム:「マジで狂ってるって!!!」

田所:「こんなのもう競技ってより軍事演習!」



試合開始!


審判:「では、試合を始めます」

ガチガチ学園のメンバーが整列 → 礼 → 記念写真撮影(軍用) → 礼 → 深呼吸という一連の儀式。


その間に——


トオル:「じゃ、俺ら先にスイカ食ってくるわ。」


ミライ:「マジで空気読まねぇな!!」



第1セット:圧倒的ルール


・スパイク音が鳴るたびに観客が「ご静粛に…」の看板を持つ

・サーブ打つ前に5ページのレポート提出

・笑ったら即退場(実際、春巻が2秒で赤札)


\ピィィィィィ!!!/

春巻:「俺、入場して『どうも!』って言っただけだよ!?」



どん底高校、苦戦!


どん底メンバー、笑いも自由も封じられてズタボロ!


イサム:「もう無理だ…!ギャグ抜きじゃ俺たちはただのポンコツだ!!」

田所:「俺なんて筋肉しか取り柄ないのに…」

トオル:「ていうかもうギャグが言いたい!!!」



反撃の狼煙!真の“規格外”解禁!


ミライ、静かに立ち上がる。


「……よし、やっちまえ。」


イサム:「え?」


ミライ:「バレーに一番必要なのは何だ?そう、自由とバカの全力だ!!」


\\ギャグ封印、解除!!!//



ギャグバレー再始動🔥


・イサム:ジャンピングスパイク→ズボンが真っ二つ!(事故)

・田所:回転レシーブから**“謎の肉体ポエム”発動**

・トオル:プリンぶっかけながらプリンサーブ炸裂!


→ 国守 凍が…動揺!?


凍:「なぜだ……なぜスパイクの着地で……カエルの鳴き声が鳴る!?」


\ゲコォオオ!!/(SE by田所の靴)



最終決着!


狙撃院のレーザーサーブ、放たれる!

——が、ミライがとっさにバインバインの鏡を取り出し、反射!


ボールは跳ね返り、国守の顔面直撃!


ピィィィィィィィ!!!!


審判:「試合終了!!!!」



勝利!


どん底高校、規律を破壊し、笑いで勝利!!


ガチガチ学園はその場で笑顔の作り方講習会に入ったらしい。

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