熱い荒野のジュブナイル

名フレーズ、名情緒が決して長くはない物語に凝縮している。
荒野、追憶、旅立ちではなく再開。
ずっと旅の途中なんだ。生きることそのものへの熱量を呼び覚ましてくれるような、
そんな作品でした。
1話目とあるが所謂イントロダクションでサックリと段階を踏み、
2話目で砂嵐に巻かれるようにふたりの旅路に巻き込まれ、見送り、自分の旅路を振り返る。爽やかでパワーに満ちた清々しい作品でもありました。