奥田聡<satoshi_o_0212@▚▛▟▞▙.com>　2025/8/2 13:49

川野辺（かわのべ）鈴夏（すずか）様

奥田（おくだ）聡（さとし）と申します。

ご連絡ありがとうございます。深久良（みくら）神社の宮司さんから、お話は聞いています。

確かに、以前から父は郷土史を熱心に調べていました。

その兼ね合いで、歴史ある深久良神社や導念寺（どうねんじ）にもよく足を運んでいたようです。

『高久良（たかくら）旧聞抄（きゅうぶんしょう）』については、探してみたのですが、残念ながら家にはそれらしいものはありませんでした。

父が施設に入るときに収集していた資料はかなり整理して、価値のあるものは資料館に引き取っていただいたんです。

なので、そもそももう家にはほとんど資料は残っていないんです。

かといって施設に持ち込んだものも多くないので、お探しの資料は父もどこかから借りたものだと思います。

お力になれずすみません。

それにしても、言われてみて初めて意識しましたが、祠（ほこら）について何も知りませんでした。

ずっと近所にあったのに、不思議なものですね。

子供の頃は近所で遊ぶとき、祠を壊したら祟られるぞとか、女の幽霊が追いかけてくるぞとかいって注意されたのを覚えています。

父は施設に入りましたがボケたわけではないので、話は聞けると思います。

私の立ち合いもなくて問題ないので、もし川野辺さんのご都合がつくようであれば、会いに行ってやっていただけるとありがたいです。

家族以外なかなか会いに行く人がいないので、父も喜ぶと思います。

奥田聡

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