第31話 結局、父の最期を看取れずに帰宅する形になったが
苦しい中、快く旅に送り出してくれた父には感謝しか無い
出来ることなら旅の思い出を父に話してあげたかったが、無念にも其れが叶うことなく旅が終わってしまったことが非常に悔やまれる
今後オレ自身こうやって旅へと赴く事があるのか?無いのか?現時点では正直理解らない
今はすんげぇ複雑な気持ちだ、旅そのものは紆余曲折あったものの出掛けてきて収穫はあったと思う。ただ、後悔先に立たずじゃないけど父の最期にどうにか間に合わせるために頑張って帰宅しようとしたが、帰宅途中に亡くなったと母から連絡を受ける形になったのが心残りだ
読者の皆さんにはこう言う結末を伝える形になったのが心苦しいが、オレとしては全てが無事に終わり落ち着きを取り戻したら何らかの形で可能なら旅に出てこうやってその話を読者の皆さんに伝えられたらと思う
多分今回の遠征は何かが正解で何かが不正解なのではないか?とは思う。ホントのところは定かじゃないが、もし仮にこの遠征が不正解だったと思ってしまったなら病床から快く送り出してくれた父への最期の裏切りになるかも知れないから、最期を看取るが出来なかったが正解だったと思うようにしたい
南東北アラフィフ漢のひとり旅 in 2025 SUMMER Photoshop職人なかさん @nakasan_KK-27
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