冤罪の妖怪は戦う。認識の盲点を突いた都市伝説ミステリー

都市伝説の妙を感じました。ひとつの妖怪が認識のされ方でどんな解釈にもされえる。あるいは人間の流行り廃りによって都合良く別の妖怪にされてしまう。
その中で「くねくね」と定義づけられた主人公の、濡れ衣を晴らす物語。本来謎を解かれる側の、妖怪から真実に迫るのは斬新です。

小ネタに富んだギャグに乗せながら、認識の盲点がオセロのようにひっくり返っていくミステリー性は「逆転裁判」のような読み味で、快速でありながら謎を探求していく面白さがある。
web小説に特化した文体で非常に読みやすく、ミステリーが苦手な人の入り口となりえる作品だと思います。

公式でも取り上げられている作なので、折り紙付き。
どうか秋の夜長に読書どうでしょうか?

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