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■宇宙徒然草(うちゅうつれづれぐさ)
主人公・宇宙大輔が長年書き溜めている、独自の宇宙論や科学考察をまとめたもの。
物語で登場する多くの奇抜な理論の原典となっている。同名のエッセイがカクヨムオンリーで公開されている。(みんな!こちらもみてね!!)
■重力=加速度 / 反重力(減速縮退)
「宇宙の加速膨張」が重力の正体であるとする、ダイスケ理論の根幹。その反対に「宇宙の減速縮退」に反発する力が反重力であり、物質の原子間結合を緩める(膨張・透過・軟化させる)効果を持つ。
■宇宙=玉ねぎ論
宇宙は、周期的なビッグバンによって生じた衝撃波で隔てられた、玉ねぎのような多層構造になっているというダイスケの宇宙モデル。我々の宇宙はその中の一層に過ぎないとされる。
■魂織術(たまおりじゅつ)
脳の深部にある「淡蒼球」を霊的な送受信機として使い、他者の魂や高次の存在と交信する技術。ダイスケがピクシーさんと対話する際の理論的背景。
■VAKタイプ
人間が物事を認識する際に優位な感覚(Visual:視覚、Auditory:聴覚、Kinesthetic:身体感覚)の分類。レイカが「視覚」、ダイスケが「聴覚」、アキラが「身体感覚」にそれぞれ対応しており、三人の能力と性格を特徴づけている。詳しくは、NLP(神経言語プログラミング)理論を別途検索してください。
■Nマシン
低電圧で大電流を発生させる特殊な回転装置。物語における反重力技術の全ての基礎となる、重要な動力源(エンジン)。
■反重力ピンセット
反重力を応用し、物体に触れることなく微小な対象物を浮遊させ、精密に操作する装置。
■反重力ジャイロセンサー
反重力場によって生じる、通常とは異なる空間の歪み(向心力など)を精密に検知するセンサー。
■GEEドライブ(三軸合力推進)
物語における最終目標。三つの亜光速推進装置の推力を合成することで、物理法則の壁である光速を超えることを可能にする、究極の超光速航行システム。
■モノポール発生装置
GEEドライブの心臓部。N極またはS極だけを持つ幻の素粒子「モノポール」を生成し、超光速航行と超強力な反重力場の展開を可能にする、神の領域の技術。
■コスモクリーナーD
古代文明が遺した究極の技術の一つ。超強力な反重力で原子核を直接揺さぶり、
放射性物質の半減期を意図的に加速させて無害化する放射能除去装置。
■ハチソン効果
物体が浮遊・透過・変形するなど、様々な超常現象が同時に起こること。
物語の冒頭でダイスケが再現しようとしていた、本物の反重力現象の一端。
■透過・軟化現象
強力な反重力によって物質の原子間結合が緩み、壁が透けて見えたり、硬い物質が液体のように柔らかくなる現象。最終決戦では、ゼファルの魔力を無力化する鍵となった。
■空間の歪み / 次元震災
ゼファルの魔術や、巨大彗星の接近によって引き起こされる、物理法則そのものが乱れる現象。通常の物理攻撃が通用しない、脅威的な状況を生み出す。
■魂の交信
ダイスケが「魂織術」を使い、ピクシーさんや古代の魂と対話し、失われた知識や未来のヒントを得ること。物語の謎を解き明かす重要な手段。
■ピクシーさん(反重力場の妖精)ダイスケの実験によって生まれた(とされる)、彼にだけコンタクトしてくる謎の存在。その正体は、高次のエネルギー体か、古代の魂の集合体か、あるいはダイスケ自身の潜在意識の具現化か、最後まで謎に包まれている。
■ゼファル
物語の敵役。ボイド空間の混沌の力を操る、謎の魔術師。その目的は、地球全体を祭壇として宇宙をリセットし、失われた過去を取り戻すことだった。
■ボイド空間
星がほとんど存在しない、宇宙の暗黒領域。ダイスケの理論では、物質とは逆の性質を持つ「反粒子」が満ちているとされ、ゼファルの力の源泉となっていた。
■古代の実験場(神々の遊び場)
南米アンデスにある、古代文明が反重力技術の実験を行っていたとされる聖域。特殊な力場に守られており、ゼファルの魔術が及ばない。物語の最終決戦の舞台となった。
■巨大彗星
数千年前に太陽系を通過し、惑星の軌道や自転を狂わせた厄災の元凶。ゼファルの最後の切り札として、再び地球に脅威をもたらした。
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