第10話『本当の気持ち、本当の嘘』-真一side-
きっぱり断ったはずなのに、なかなか諦めてくれなかった田中さんのことを思い返すたび、大きなため息が漏れる。
(いや、あれだけはっきりと言ったんだ。もう終わったはずだ……)
自分にそう言い聞かせても、どうにも気持ちが晴れない。昼休みのやり取りがこたえたのか、午後は業務にまったく集中できなかった。
そんな僕の様子に気づいたのだろう。定時になると、小野がデスクに近づいてきた。
「おい、仕事は終わったか? この後、予定あるのか?」
「いや、特には……」
「じゃあ、ちょっと付き合え」
有無を言わせぬ口調に押され、僕は素直に頷いた。小野に連れて行かれたのは、会社から少し離れた居酒屋だった。
「ここなら、社内の人もそういないだろ」
小野の言葉に軽く頷きながら、二人でカウンターに座る。落ち着いた照明と、活気がありながらも騒がしすぎない店の雰囲気に、少しだけ肩の力が抜けた。
「で、一体何があったんだ?」
「いや、何も……」
「何もないわけないだろ。午後になって明らかに顔色悪かったじゃねーか」
「……」
返事に詰まり無言になる。
「昼休みに総務の彼女のところに行ったんだろ?」
「ああ」
「そこで謝罪してきたんじゃねぇのかよ」
「ああ、してきた」
「だったらそれで終わりだろ? なんでそんな困り切った顔してんだよ?」
「……終わらなかったんだ」
「は?」
「……謝って、それで終わるはずだったんだ。なのに――終わらなかった」
僕はため息をつきながら答える。小野はジョッキをぐいっと傾け、泡を口の端でぬぐいながら怪訝そうに僕を見る。
小野は訳が分からないという顔をしていたが、それは僕も同じだった。何がどうしてああなったのか、自分でも理解できない。できることなら、一から誰かに説明してほしいくらいだ。
全く理解ができないという表情の小野に、僕は田中さんとの一部始終を包み隠さず伝えた。
「ちょっと、待てよ。なんでそんなことになってんだよ」
「そんなのこっちが聞きたいくらいだ」
軽く苛立ちながら小野に言い返す。すると、「いや、そうじゃねぇよ」と言われ、何が違うんだと言い返そうとすると、小野が先に言葉を繋げる。
「そうじゃなくて、なんで『好きな人はいるのか』と聞かれて、お前は『いません』って答えてるんだよ。そこで『いる』って答えてたらこんなことにはなってなかっただろ。だいたいお前、桐島さんのことが好きなんじゃないのか」
小野の言葉を頭の中で何度も反芻してみるが、やっぱり理解できない。僕にとって桐島さんは、朝一緒に通勤する人でしかない。公言して許されるなら友達と言いたいところだが、それはさすがに図々しすぎるだろう。
僕がそう説明すると、小野はなぜか少し呆れたような顔をした。
「……お前、それマジで言ってんの?」
「……? 本気だが?」
ここまでの会話でいったいどこに冗談や嘘が含まれていたというのか。僕は至って真剣に言ってるというのに。
小野が盛大なため息をつく。
「はああぁぁぁぁぁぁ~……」
酸欠になるんじゃないか、と思った瞬間、彼は言った。
「お前、自分の気持ちに鈍感にも程があるだろ」
何故だ。僕の頭に疑問符が浮かぶ。
「桐島さんとのやり取りを休憩中に嬉しそうに眺めてたのは誰だ? 会えない、連絡も返ってこないってなったときに、落ち込んでたのは誰だよ?」
そこで小野は指を突き付けて言い切った。
「それって彼女のことが好きだからじゃないのか?」
僕にはよく理解できなかった。新しく知り合った人と仲良くなれたら嬉しくなるものだし、急に会えなくなったら心配にもなるだろう。それだけのことだ。
僕の理解できないという顔を見て、何かを察したのか、小野は言葉を探すように一瞬黙り込んだ。
二人の間に沈黙が落ちた。その静けさを破ったのは、隣の席から聞こえてきた声だった。
「ははっ、相変わらず変わんねーな」
驚いて声の方を見る。
「
「久しぶりだな、相原」
そこにいたのは大学時代の同期、榊だった。
「お前、なんでここに……」
「なんでって、酒飲みに来たんだけど?」
「いや、そういう意味じゃなくて。お前の会社は、この辺りじゃなかったはずだろう?」
ゼミが同じで、そこまで親しいわけではなかったが、内定が決まったときに互いの職場の話をした記憶がある。そのときの記憶が正しければ、榊の勤務先はここから離れた場所だったはずだ。
思わず問い返していた。なぜ、ここに?
「取引先との打ち合わせが終わったところだったんだよ。今日は直帰予定だったからな」
そう言ってグラスを傾ける榊を見つめる。……やっぱり、こいつはかっこいいな。
大学時代から榊は女性にモテていた。いつも違う女性と連れ立っていて、僕の目には軽薄にしか映らなかった。
けれど、細身ながら引き締まった体躯や、愛嬌すら感じさせる整った顔立ち。軽快な話術に、自然と相手を安心させる振る舞い。そうしたものが彼を「軽薄」ではなく「魅力的」にしていたのだと、今なら分かる。
僕が彼に勝っていたのは、ほんの数センチの身長くらいだろう。
田中さんの誘いを軽く受け流すのも、桐島さんを楽しませるのも、榊なら容易いはずだ。
そう考えた瞬間、胃の奥がきゅっと縮むように痛んだ。
(……なんだ、この感覚は)
思わず首を傾げる僕を、榊がじっと見据えて口を開いた。
「お前は、大学時代から何も変わんねぇな」
「……? そうか? あの時より少し老けた気がするが……」
「そうじゃねぇよ。見た目の話じゃなくて――中身の話だ」
中身……? 卒業以来会ってなかったのに、どうしてそんなことが分かるんだ。
「さっきから聞いてたけどさ……お前、まだ大学時代のことを引きずってんだろ」
「……!」
心臓を鷲掴みにされたような衝撃に、体が強張る。
「桐島さん、だっけ? その子と昔の彼女は別人だ。お前だって、あの時の気持ちと今の気持ちは違うはずだ……本当は、気づいてるんじゃないのか?」
ガタンッ――!
抑えきれない感情を遮るように、僕は勢いよく立ち上がった。
「相原……?」
小野が心配そうにこちらを見ている。だが悪いが、今の僕には取り繕う余裕などなかった。
「……悪いが、先に失礼させてもらう」
カウンターに代金を置き、店を飛び出す。
「おい! 相原!」
小野の声が背中に届く。それでも僕は、聞こえないふりをして歩き出した。
***
「……逃げやがったな」
相原の知り合いらしい男が、ぼそりと言葉をこぼした。その言葉を聞いて、俺は相原の座っていた席に腰を下ろす。
「相原の知り合いなんですよね? 今の話、どういうことなんですか?」
本人のいないところで過去の話を聞くのは、無礼だとわかっている。それでも今は、聞いておいた方がいい気がした。
一瞥してきた男は、雑誌から抜け出したような整った顔立ちをしていた。相原と並んでいれば、女性たちが騒いだに違いないと容易に想像できる。
「君は……」
「相原と同じ会社で働いてます、小野と言います」
「榊です。相原とは大学もゼミも一緒でした」
軽く挨拶を済ませ、もう一度聞く。
「それで、さっきの話ってどういうことなんですか? 良ければ聞かせてください」
ただの興味本位ではないと悟ったのだろう。榊はグラスを傾け、一口ビールを飲んでからゆっくりと口を開いた。
「今もそうなんだろうけど、大学時代の相原は女性にモテてたんですよ」
昔を思い出すかのように、榊は遠い目をしながら語りだした。
「見目がいいだけじゃなく、真面目で、誠実でさ。成績だって悪くない。そんな男を、周りの女性が放っておくはずないでしょう? 色んな子が告白しては、あっさり振られていきましたよ」
そこで言葉を切ると、少し声を落として続ける。
「そんな中で、一人だけ相原と親しくなった子がいたんですよ。小柄で、控えめな感じの子で……名前は確か、
榊はグラスを傾けて、一息つく。
「ある日、大学構内で二人が腕を組んで歩いてるのを見たんです。……ああ、付き合い始めたんだなって思いましたよ。学内でも噂になった。『あの相原に遂に彼女ができた』ってね」
「でも、半年くらい経った頃だったかな。久しぶりに見かけた相原は、少しやつれてました。顔色も悪くて、心配になって声をかけたんです。何かあったのかと聞いたら……『彼女と別れた』と。俺はてっきり、失恋で落ち込んでるんだと思ってました」
榊の表情が、ふっと陰を帯びる。
「しばらくすると、大学内でまた噂が広がり始めたんですよ。野上が自殺未遂を起こしたらしいって。原因は相原に振られたことじゃないか――周りはそう言ってましたね」
「そのまま野上は休学して、結局、俺も姿を見ないまま卒業しました。真偽を確かめようにも……相原は元気がないままだったんで、聞くに聞けなかったんです」
榊はグラスを置き、淡々とした口調で続ける。
「そしてそれ以降、彼は人と――特に女性と――距離を置くようになりまして。ですから事実は今も分かりません。ただ、先ほど耳にしたやり取りから推測するに……過去の出来事が、今も根底に影響しているのでしょう」
「で、それ以来、あいつは人と――特に女性と距離を置くようになった。だから、さっき聞いた話も……結局はその時のことが根っこにあるんだろうなって思ったんです」
そこから先は、言葉にしなくても理解できた。
だからこそ相原は、自分の気持ちに無意識のうちに蓋をしているのだろう。
「ま、俺たちにできることはないですよ。これは、あいつ自身が乗り越えなきゃいけない壁ですから」
榊の言葉に、俺は静かに頷いた。
確かに、外から手を出せることなんてない。けれど俺は……。
(……でも、相原。お前が困ってるなら、俺はいつだって相談に乗るからな)
***
気づかない間に雨が降り止んでいたようだ。店から出て濡れた道を一人駅へと向かう。足が重いのはまだアルコールが体内に残ってるからなのか、それとも……。
駅までの夜道に一人歩きながら、榊の言葉が脳内に蘇る。
『お前はいつまで大学時代のことを引きずってるんだ?』
引きずりたいわけじゃない。忘れられるものなら忘れたい。でも、もう一人の自分が忘れるな、と何度も何度も囁きかけてくる。
あの頃、大学に行くたび自然と樹里の姿を探したし、彼女が笑いかけてくれるだけでどうしようもなく幸せな気持ちになれた。彼女が困れば手を差し伸べたくなるし、僕にできることがあるなら何でもしてあげたいと思った。ああ、これが人を好きになるという気持ちなんだと信じて疑わなかった。
そんな樹里から「私の彼氏になってくれませんか?」と言われたときは、動悸が激しすぎて自分の体がどうにかなるんじゃないかと思った。
顔を真っ赤にしながら目を潤ませてこちらを見上げてくる樹里に、早く返事をしなければと思えば思うほど言葉が出てこなかった。
『僕で良ければ、喜んで』
『僕も君が好きです』
言いたい言葉はたくさんあったはずなのに、間抜けにもその時の自分の口から出たのは「はい」の一言だけだった。
そんな情けない僕の返事に対して、樹里は零れんばかりの笑みを見せてくれた。喜びで細められた瞳からは一筋の涙が流れ落ちた。その涙は、僕が生きてきた中で一番美しいものに思えた。
あの瞬間、僕は心の奥で『この人を一生大切にしよう』と当たり前のように誓っていた。
その誓いに嘘はなかった……はずだった。
付き合い始めてしばらくすると、樹里の態度が少しずつ変わり始めた。僕が他の女性と話すことを、殊の外嫌がるようになったのだ。
ゼミで女子と会話していると、「今、あの子と何を話してたの?」と執拗に問いただされる。
助教授と研究の話をしている最中でも、「もういいでしょ。あっちへ行きましょう」と割って入られる。
売店やコンビニで女性の店員と話すだけでも不機嫌になり、「私が代わりに買ってくるから」と遮られた。
そして極めつけは妹・日菜子のことだった。
ある日、忘れ物をした僕は家に連絡を入れた。当時家には日菜子しかおらず、まだ中学生だった妹に頼んで持ってきてもらうことになった。日菜子は成長が早く大人びた雰囲気があり、知らない人が見れば高校生くらいに思うだろう。
大学前で待っていた僕のもとに日菜子がやってきて少し談笑していた、その時だった。樹里が鬼のような形相で僕たちの間に割って入った。無言のまま日菜子を睨みつけ、その視線の鋭さに僕は思わず息を呑んだ。
次の瞬間には僕の腕を強く掴み、その場から乱暴に引きずっていったのだ。
腕を強く掴まれ、半ば引きずられるように校舎裏へと連れていかれたと同時に、樹里はものすごい勢いで喚き始めた。
「ねえ、どうして!? 私以外の女の人と話したりしないでって言ったじゃん! なんで話したりすんの!?」
目に涙を溜めながら、怒りを僕にぶつけてくる。
「いや、さっきのはいも……」
「嫌だって言ったじゃん! 真一が他の人から言い寄られたりするのが心配だからやだって言ったじゃん! どうして、私が嫌だって言ったことするの!? なんで私のこと大切にしてくれないの!?」
妹で、と言おうとした僕の言葉にかぶせて目の前で泣き叫ぶ彼女を見ていると、あんなに好きだったはずなのに、どうして惹かれたのかすら思い出せなくなっていった。彼女は本当に僕が好きになったあの時の彼女と同じ人なんだろうか。
顔を真っ赤にして目に涙を溜めている樹里。状況は告白された時と同じなはずなのに、今の僕の気持ちはあの時とは全く別の気持ちだった。
「ごめん……」
「謝るくらいならもうしないで!!」
「ごめん……」
「……」
「ごめん、樹里……」
「……分かったから。次からは気を付けてね」
そう言いながら、僕に抱きついてこようとする樹里の肩を、僕はそっと掴んで止めた。
「え……?」
何が起こったのか分からないといった顔で、樹里が僕を見上げてくる。その顔を見ながら、僕は覚悟を決めて口を開いた。
「ごめん……僕はもう、君とは付き合えない」
「え……」
理解できない、信じられないと、彼女の表情が物語ってくる。だが、僕の気持ちは変わらない。
「今、なんて……」
「……もう、終わりにしたい。………………別れよう」
このまま付き合いを続けていってもお互いのためにならない。告げることに躊躇いがなかったわけではない。でも妹にまで牙を剥く彼女と、この先を共にすることはできない——その思いが胸の奥で膨れ上がり、言葉となって口から零れ落ちた。
僕の言葉を黙って聞いていた樹里の目から次々と涙が溢れ出てきた。そんな彼女を僕はただ黙って見つめる。
「……嫌よ」
「……樹里」
「嫌ったら嫌!! なんで急にそんなこと言うの!! 私のこと好きだって言ったじゃない! 大切にしてくれるって言ったのは嘘だったの!?」
樹里は泣き叫びながら、僕の体を殴りつけてくる。
嘘じゃない。僕は本当に樹里のことが好きだったし、大切にしたいと思っていた。こんな風に泣かせたりなんかしたくなかった。でも……。
「ごめん……。もうこれ以上、君の傍にはいられない」
きっぱり告げる僕を見て、もう意見を翻さないことを察したのだろう。樹里は僕を激しく罵りはじめた。
「……嘘つき。嘘つき! 嘘つき!! ずっと一緒にいるって言ったくせに! 私のこと大切にするって言ったくせに! なんにも大切になんかしてくれなかったじゃない!」
「嘘じゃない。本当に君とずっと一緒にいたいと思ったし、大切にしたかった。でも……」
「これからもずっと一緒にいてくれないなら、そんなの嘘と一緒よ!!!」
樹里の叫び声が胸に突き刺さる。でも僕の気持ちはもう変わらない。
「……別れないから」
「え……」
「私、絶対に別れたりなんかしない! 死んでも真一から離れないから!!!」
そう叫ぶと、樹里はその場から走り去っていった。
それからというもの、樹里からは一日に何十通も連絡が来るようになった。
『おはよう』
『今どこ?』
『どうして返事くれないの?』
『会いたい』
——朝から深夜まで、ひっきりなしに。
次第に息が詰まり、僕はスマホの電源を切るようになった。
頭では、樹里ともう一度話し合わなければならないと分かっていた。けれど彼女が冷静にならない限り、同じことの繰り返しになる気がした。だから僕は、ただその時が来るのを待ち続けた。
——ただ逃げていただけだったのに。
その選択が間違いだと気づいたときには、もう手遅れだった。
樹里に別れ話をしてから数週間後のことだった。その時にはスマホを持ち歩くことすらやめていて、僕の唯一の連絡手段は自宅の電話だけになっていた。ある日、家でレポートを書いていると、同じゼミの知人から電話がかかってきた。
「おい、相原。お前、聞いたか?」
「? 何をだ?」
「野上のことだよ!」
樹里? 樹里がどうした? 問い返そうとした瞬間、胸の奥でざわりと不安が広がる。悪い予感に喉が詰まり、声が出なかった。
黙り込んだ僕に、彼は畳みかけるように告げた。
「今さっきゼミ仲間から聞いたんだけど……あいつ、自殺図ったらしい」
「え……?」
そこから先のことは、ほとんど記憶にない。確かに搬送先の病院を聞き、足を運んだはずだ。樹里の両親から「もう会わないでほしい」と言われたことも覚えている。けれど、あの日の出来事は、断片的にしか思い出せない。
幸い、命に別状はなかったらしい。療養を兼ねて実家で過ごしていると聞いた。
それから今日まで、彼女とは一度も連絡を取っていない。——いや、取れなかった。
僕はいったいどうすれば良かったのだろうか。彼女を好きだと思ったあの時の気持ちは勘違いだったのだろうか。彼女と付き合うことを決めた僕が全ての元凶だったのだろうか。
考えても考えても答えは出なかった。
ただ一つだけ、はっきりしていることがある。
――もう僕は誰のことも好きにならない。
いや、それ以上に、人を好きになることそのものが恐ろしくなった。好かれることも、好いてしまうことも、胸の奥を締めつけるほどの恐怖でしかなかった。だから……。
(だから僕が今、桐島さんに抱いているこの気持ちは恋なんかじゃない。決して、恋なんかじゃないんだ……)
そう、必死に自分に言い聞かせていた。
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