奇異な体質の少女の心情に寄り添った小説でした。文体は理路整然と整っているのですが、文字を追って少女の感覚と同一化していくうちに酩酊するような不思議な読書体験ができる作品でした。
主にファンタジーを書きます。 好きなもの…児童文学であれば「大魔法使いクレストマンシー」シリーズや「シェーラ姫の冒険」など。ゲームであれば「オーディン・スフィ…
とある特別な体質を持つ少女が大学生の”彼”と出会い、傷と痛みに向き合う物語です。読みやすく丁寧な情景描写のおかげで、ダレることなく読めました
もっと見る