最初は「んんっ? また意識高い系批判かな」と思って読み進めましたが、最後の3分で胸が締め付けられました。 声が届くまでの葛藤と、届いたあとの沈黙。すべてがリアルで、自分も画面越しに何かを見落としているのでは……と。 批判する側の正しさも、ときに暴力になる。動画配信が身近な今だからこそ、観る側の姿勢も問われている気がします。 ラストに残されたナナのメッセージは、まるで自分宛の手紙のようで、しばらく呆然としました。
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