キラキラ光るお星さま

――system message――

 神剣PVに新たな力が注がれました。

 刀身が0.28ミリ伸びました。

 攻撃力0.28あがりました。

 小数点以下の切り下げを実施しました。


「おぃいいい! 最後いらんことしてんじゃねぇ! もともとあった刀身もなくなってるさじゃねぇか!」

 忌々しい神剣をぶん投げようとするが頭の中でメッセージが流れる。


 ――system message――

 それを捨てるなんてとんでもない!


「くっ! ムカつく!  柄だけでどうしろってんだ!」


 ――system message――

 ★が追加されました。

 神からの贈り物があります。


「おぉ! 贈り物!」

 天から太陽の光に反射して光り輝く星のようなものが落ちてくる。

 パラパラ……


「綺麗な9個の金平糖。 フフ、嬉しいなぁ。 疲れた時には甘いものっていうからな!」

 殺す! 絶対アイツ殺す! ただじゃおかねぇ!

 この金平糖、全部アイツの鼻に突っ込んで鼻毛に絡めて二度と取れなくしてやる!

 

「あ、やめて! ちょっ! まっ!!」

 スライムが俺の身体を飲み込み始める。

 ニュルニュルと穴という穴から体内に侵入される感覚が気持ち悪い。

 九回目の人生がそこで終わった。



 ここはリスポーンポイント。

「おお、勇者よ。 死んでしまうとは情けない。」

「おまえ、本気で死んでしまう原因が俺にあるとでもおもってんのか?」

 神が嬉しそうにシャツの肩口を見せてくる。

 輝く9個の星。

 俺の人生が終わった回数だ。


「つうか、なんで俺なんだ? どういう嫌がらせでこんなことをさせられてるんだ、俺は?」

「なぜという答えならば貴様が今、もうしたとおりじゃ!」

「はっ?」

「嫌がらせじゃ!」

「こいつ、マジで頭がおかしい。」


「さぁ、もう行け! 今度はすぐ戻って来るんじゃないぞ!」

「待て! この金平糖をぉぉおおおお〜~」


 パカッ。

 

 ――system message――

 10回目の転生になりました。

 お誕生日おめでとうございます。


「システムメッセージまで煽ってくんのかよ……」


 っていえかもう既に片足がスライムに喰われている。

「おまえもちょっとは空気読んだらどうだ? ガチャピンぐらいやる気ない目してるくせになんで殺す気だけはまんまんなんだよ……」


 あ、駄目だ。

 俺の死が見える……

 

 ――system message――

 神剣PVに新たな力が注がれました。







こっちもよろしくお願いします!


https://kakuyomu.jp/works/16818622177542571051

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