討ち死ぬ家臣の天下取り（旧第「柊之虎」）

"歴史オタク"の社会人、山科テツ。社内での酷いいじめに絶望した彼は自ら命を絶ってしまう。

転生した先はなんと今川家の重臣（になる男）岡部元信だった。

…まてよ？
岡部元信と言えばこの後武田信玄に使えた後、高天神城で徳川による兵糧攻めを受け、最後は徳川軍に突撃を敢行して果てる悲しき武将。

「…そんな死に方したくない！！！」
けどパワハラ上司（織田信長）はもうこりごり！
覚悟を決めた岡部元信ことテツは"天下統一"を目指す男として戦国の世を生きるのだった。

※基本的に史実に即していますが、人物の名称、実在の有無に関してなどにおいて、若干の通説と異なる要素が含まれています。