カラス天狗と薄幸の少女

第一章 烏天狗と少女

作品説明と登場人物について

＜作品概要＞

明治大正を舞台に主人公・鴉丸とヒロイン・姫宮蔡の契約結婚から始まる和風ファンタジー作品。

＜作者から読者に伝えたいこと＞

主人公とヒロインがじれったく惹かれ合っていく様子。

＜登場人物＞

鴉　丸　

本作の主人公でカラス天狗であり、たまたま、土蜘蛛に襲われていた蔡を助ける。そのお礼として、自身の身代わりの嫁になることを要求する。

見た目　艶の深い黒髪にすべてを包み込む常闇のような紫色の瞳を持っている。

性　格　手段を厭わない冷酷非道な性格だが、気に入った者や一度懐に入れた者には情に深い一面もある。

姫宮蔡　

本作ヒロインであり、鴉丸に助けられ、お礼として身代わりの花嫁になることを要求される。

見た目　艶やかな黒髪を背中まで伸ばし、薄い桜色の瞳を持っている

性　格　オドオドとしていて、常に相手の顔色を窺って、自分の感情を押し殺している。

ユダ

狐の妖怪で普段は少女の姿に化けている。蔡の同居人であり、親代わり的な存在。

見た目　普段は純白の妖狐のような見た目をしているが、変化時は純白の毛並みと翡翠色の瞳が特徴的。

性　格　気ままで自由奔放だが、蔡に危害を加える者には容赦しない冷酷な一面も持つ。

鬼道院飛香

女性でありながらも帝都陸軍の対妖怪撲滅部隊の隊長を務めている切れ者。

見た目　青みがかった黒髪を肩まで伸ばし、燃えるような紅い瞳を持っている。

性　格　男勝りで快活。気さくな一面もある。

※このほかにもキャラが増えるかもしれませんが、その都度、更新していきます。