変化を数える視線、変わらなさを見守る心

 四季をなぞっているようで、実は「時間の進み方の感じ方」を描いている連作だなと感じました。

 ひまわりやもみじ、さくらといった季語が、単なる風景じゃなくて子どもの一瞬一瞬の変化の目印になっていて面白いです。特に「成長しているのに変わらないもの」が何度も差し込まれていて、そこに少し切なさも混じるのが印象的でした。

 全体的に優しい視線なんですが、観察の精度が高くて、さりげなくリアルなのがいいですね。派手さはないけれど、観察の目がすごく誠実で、こういう積み重ねが作品の厚みになるんだろうなと思いました。

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