ラムネの一首、スッと頭に入ってきて涼しくて好きです。
多くのかたが経験した一コマ。当時もきっと誰かが想っていただろう気持ちを今は―……。キラキラは思い出の中でいつまでも色あせないのだと感じました。
ここまではっきりと情景が思い浮かび、音まで聞こえてくる短歌はあまりないかもしれません。一度読むだけでも爽やかで穏やかな夏のひと時を楽しめますが、一度とは言わずぜひ読み返してみて欲しいです。読み返すたびに、まぶたの裏と耳の奥で夏が何度でも鮮やかに蘇ってきませんか？じっくり読んでも飽きるどころか、思わずまた読んでこの作品の夏に浸りたくなる。そんな無限ループにはまる、とても素敵な短歌です！
子どもの笑顔と風鈴の涼やかな音が織り成す、夏の輝きを美しく描いた短歌。 視覚と聴覚の両方に訴えかける表現が秀逸で、読んだ人の心に涼風を吹き込むような印象を残します。素敵な作品です。
夏。子供。ラムネ瓶。ビー玉。夏の美しさがギュッと詰まった短歌です。青空に立ち上る入道雲が見え、ビー玉のカラカラとした音が聞こえます。美しい。
一首部門へ、まさに一首だけの投稿作者さまのお応えも得ましたので、間違いなくレビューいたします！その飲み物は一昔前の定番、懐かしさを覚えるものですが、今でもあるものなのですね作者さまによれば今はペットボトルのものだとかそれでも爽やかに飲み干した後、キラキラと輝く目でからころと空のそれを振る子どもの笑顔は今でも何も変わらないようでその隣で親御さんも、自分自身の子ども時代もそこに写し見つつ笑顔なんだろうなと、「きらめき」のなかにいろいろなものを見てしまう短歌でした
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