やまのでんの公式ラジオ(チームANSER)

やまのでん ようふひと

第1話 第1回目テーマ「駄洒落」


本日はボケ防止に役立つかもしれない「駄洒落」をテーマとしてお送りします。



こんばんは

皆さま いかがお過ごしでしょうか?

本日のお相手は やまのでん ようふひと です。


私の名前を初めてお耳にされる方もいらっしゃると思いますので少々自己紹介をいたしましょう。


年齢からいきましょう。

恐らく当番組を担当するパーソナリティーの中で一番の高齢者だと思っているのですが・・・

只今 古希+2歳と8ケ月 です。


ですから、軽いノリができなくて、語り口も一寸堅苦しくて重いボタノリになってしまうかもしれませんが、よろしくお付き合いの程、お願いいたします。


次に私の拙作について、ちょっとPRさせていただくと、

代表作は「八幡戦士」と「続・八幡戦士」(カクヨムに投稿済みです)と考えておりますが、これらよりも「(ヒマつぶし)ウサギとネズミの会話」の方が数字的に評価を頂いているんです。

評価と言っても、そんなに高い評価を受けているわけではないのですが・・・


まぁ、この業界は厳しい世界ですから思ったようにはいきません。

他にも何作かありますので、是非お立ち寄りいただきたいと思います。


前置きが少々長くなりました。これは悪い見本になってしまいます。



では本日のテーマ「駄洒落」についてお話を進めてまいりましょう。


さて、駄洒落とは何か?

そして、本当にボケ防止に役立つのか?


この二つの疑問について皆さんのご理解をいただくため、コメンテーターとして本日は駄洒落の大家?と申しますか、ナイト?と称されておりますゲストをお迎えしております。

先程ちょっとご紹介しました「(ヒマつぶし)ウサギとネズミの会話」に登場する「ネズミくん」です。

本日はスタジオに来てもらっておりますので、早速お呼びしましょう!


ネズミくん!マイクの前にお願いします!


「チュ- チュ チュー!」


おっとすいません。特別翻訳マシンのスイッチを入れ忘れておりました。

少々お持ちください。



これはこの日のために特別に開発したマシンなんです。

当然ですが、これを通さないと、ネズミくんが何を言っているのかさっぱり分かりません!


先ず電源を入れて、このダイヤルを「ネズミ」に合わせて、

次に隣のダイヤルを「日本語」に合わせれば・・・これでOK!

簡単ですね。


お待たせしました。

では改めてご紹介します。

ネズミくんで~す!


やぁ、みなさん。 ネズミです


おお! しっかり翻訳できてますね。

ところで今「ネズミくん」とお呼びしたのですが「ネズミさん」の方がいいですか?


呼ばわりされたら、俺じゃなくなっちゃうだろ!


おっ!相変わらず鋭いですね。

分かりました。それでは「ネズミくん」と呼ばせてもらいます。


あのさ、さっき俺のこと「駄洒落の何とか!」って言ってたよね!

言っとくけど俺のは駄洒落じゃなくて洒落だからね。はいらないんだけど!

ああ、それから「ナイト」とも言ってたけど、これは響きがいいね。

ちょっと気に入ったよ。


そうですか。気に入っていただけたなら何よりです。

ただ駄洒落に関しては「第24話 おばけ?」の回で最後にウサギくんからとんでもないダジャレだ!って手厳しく言われてましたよね。


それは勝手にウサギくんがそう言っただけで、俺はそうは思ってないから。


なるほど!

では取り敢えずそういうことにしておきましょう。


取り敢えずって!

何だかウサギくんと、言い方が似てるね~


気を悪くしないでお付き合いください。


いいよ!分かったから進めて!


ありがとうございます。

では今日のためにリスナーの方々から駄洒落を事前に募集しておりますのでそれを順次ご紹介していきましょう。

先ずは募集に対して沢山のお便りをいただきましたので、ここでお礼を申し上げます。

ありがとうございました。




では一番にお便りをくださったラジオネーム「ドゥルセ・デ・抹茶」さまからの作品です。



「庭には丹羽長秀がいた」



ネズミくん、これ「にわ」が3つ入ってます。

如何でしょう?


凄い変わり種だよね。思わず笑っちゃうよ!


どうしてそう思うんですか?


だって普通は「庭には二羽鶏がいる」だよね。

なんで「丹羽長秀」の名前にしたのか、そこがポイントだな!


確かにひねってますよね。


この人物のことは俺だって知ってるよ。

言いたかないけど、俺は博識だからね。


しっかり言ってますけど!


この丹羽長秀は戦国時代の歴史上の大武将だよね。

この作者は抹茶さんって言ったっけ、相当の時代物馬鹿なんじゃないの?

そうでないとなかなか思いつかないよね。


ネズミくん、そんな物言いをしたら失礼ですよ!

抹茶さんには私の方からお詫び申し上げます。

でもネズミくんも流石です。目の付け所がいいですね。


抹茶さんだけに、 っかり一番手を取って、しっかり受けたってところかな!


おお! 流石にネズミくん。やはり大家ですね。


ナイト!って言ってくれた方が嬉しいんだけど・・・


まぁ、それはそれといたしまして、一番手から謝罪に追い込まれてしまいました。

先行きがちょっと不安ではありますが、めげずに気を取り直して次にいってみましょう。




二番手は・・・

このラジオの企画発案者、つまり当番組のCEOと呼んでもいいのでしょうか、ぴぽこチームANSWERさまからのお便りです。


ぴぽこさ~ん、聞いてますか~?

では、いきます。



「今日、いつかな?  あっ、いつか(5日)だった」」



「・・・・・」


ネズミくん、どうしました?反応がないようですが・・・


多分、ぴぽこさんは相当脳疲労をおこしてるよね。

いろいろと頑張りすぎてるんじゃないの。CEOだから。


そういえば近頃テストがあってそれに集中しているってノートに書いてありました。


ああ、それもあるかも知れないな。

それにしても頑張ったテストが終わった後のあの解放感、たまらないよね~


よくご存じで。

ところでネズミくんもテストを受けたことがあるんですか?


俺はネズミだよ!

そんなもん、あるわけないだろうが・・・!


それはつまらない質問をしました。

失礼しました。


まぁいいけど・・・

それにしても少しのんびりしてもらいたいもんだね。


そうですよね。


とはいえ、これを評価すると~

わざと、わざとらしく言うセオリーな駄洒落だから決して悪いって言ってるんじゃないよ。


そうなんですか?


あぁ、聞き手を冷やすには十分さ!


では、この時期にぴったりですね。


そういうこと。

だからこれを聞いて和むし、これはこれでいいんじゃない。

それにしても俺に余り恥をかかせないでくれよな!


テストの件ですかね。承知しました。

これ以上突っ込むと別の問題が起こりそうな嫌な予感がしますので、ここまでにしておきましょう。

ぴぽこチームANSWERさま、ありがとうございました。

では次のお便りです。




三番手はムスカリウサギさまからのお便りです。


ん! ウサギくんから?


ムスカリウサギさまです。

ネズミくんのお友達のウサギくんではありません。


あ! そうなの?

それにしてもかわいい名前だね。


確かに。

この名前の由来が気になりますよね。


作品を早く紹介しなさいよ!


あ! そうでした。失礼しました。ではご紹介します。



(大木のそばで)

「猫が根っこで寝転んだ!」 

(可愛い!)



ぷっ! 

でも俺は猫は嫌いだからね!


ああ、天敵ですからね。

でも面白いんじゃないですか?

聞いた瞬間、噴き出してましたし・・・


作品としては上級だと思うけど、でもやっぱり俺としてのこだわりが出ちゃうよね。


でもこの情景を連想すると、思わずニンマリしてしまいますよね。


俺もそう思う。そう言った情景を自然と連想をさせるものだから上級だって言ったんだよ。


なるほど!

ムスカリウサギさんの作品は上級だそうです。

凄いですね!

でももし次回があるようでしたら「猫」ではない違うものでお願いできたらと思います。

ありがとうございました。




それでは次の作品をご紹介します。

崇期さまから頂きました。

二つあります。続けていっちゃいましょう。

ではまず一つ目。



「ふるさとに 降る 砂糖」


二つ目

「城は 後ろも 白かった」



ネズミくん、感想をお願いします。


まず一つ目の奴だけど、これはどんな時に思いついたんだろう?と、不思議な感じになるね。

もしかしたらこの人は頓智とんちが好きなんじゃないかな?

現実にはない空想の世界観だからね。

ウイットというか、笑いが多分好きなんだろうね。

恐らく言った後に自分でも笑っちゃってるんじゃないかな。


なるほど、凄い分析ですね。

では二つ目は如何でしょう?


これも同じ分類だね。

作者は岡山の人なのかな?


どうしてですか?


シラサギ城のことを言ってるんじゃないかと思ったんだけど・・・


そのお城があるのはお隣の兵庫県です。


あれ!そうだっけ。

俺としたことがとんでもない失態をした!


ん!それ、洒落ですか?

いを、と!

それが言いたかったんですか?


分かっちゃった?

ウサギくんなら絶対にこれが洒落だと分からないと思うよ。

お主、なかなかやるじゃナイト!


恐れ入ります。

でも余りナイトにこだわらないでください。

他に感想はありませんか?


それにしても、普段親しく接しているものでないと思いつかない内容だと思うんだよね。

この作者はそう言ったところに目を配り、それを笑いにつなげようとしている。

拍手もんだね!


おお、素晴らしい。

崇期さま、ネズミくん、絶賛です。

ありがとうございました。




それでは次の作品です。

おお、ぴぽこチームANSWERさまから二つ目のお便りです。



前置きで、「この前雑草の手伝いをしていたんですけど」とありまして

「草刈ったら 臭かった」



如何でしょう?


脳疲労が休まったようだね。

流石にCEOだ!


凄い褒め様ですね?


これは相当の人が経験していることで、すんなりと受け入れられる極めて素直な駄洒落だよ。

納得だね。


やっぱり洒落ではなくて、駄洒落なんですね?


そりゃそうさ。だからいいんだよ。

それにしてもガシャガシャ草を刈ると本当に嫌な臭いがすることがあるんだな。

草を刈るときはなるべくよく切れる鎌で丁寧にしないと。


ほー! そうなんですね。


臭い草の時はあの食いしん坊なサギくんですら嫌がっているからね。

ウサギくんの所に太郎くんが持ってくる草はそんなことがないみたいで、美味しいらしいよ。


なるほど~!

はい、では草刈り時のアドバイスまでいただいたところで、次にいきますか。

ぴぽこチームANSWERさま、ありがとうございました。




続きまして晴久さまから頂きました作品です。


 

「おでん食べたら おでんわ(電話) ください」



暑い夏なのにすいません、とのお詫びが追記されております。

ネズミくん、これ、如何ですか?


熱いおでんじゃ、確かに暑いよね~

でもね、だからおでんを食べて、汗をかいて、熱中症を防がないとね。

やまのでんさんはもう年寄りなんだから、これ、やった方がいいよ。


そうですね。

最近暑いとかあまり感じなくなってきていますから。ちょっと危険かも知れません。


そして元気でいることをちゃんと身内の誰かに電話して伝える。

これ大事なことだよ。


そうですね。

近くに娘が住んでいますので・・・


これはいいアドバイスだと心得た方がいい。

駄洒落の中に教訓がある。

人のことを思った素晴らしいダジャレ!だ。

関心する思いに感心!


お! そこをダブルできましたか。

晴久さま、ありがとうございました。




では次に参りましょう。

ほしレモン@カクヨム低浮上さまの作品です。



「『はい 扇子』 と 渡すしぐさ、ハイセンス」



如何でしょう?


何だか色っぽいね~

そして上品な女性をイメージしちゃうね。


そうですね。扇子を持っている女性に対するイメージは和の雰囲気が膨らみますね。


お主もまだその気を持っているんだ!


失礼なこと言わないでくださいよ。

やっぱりいくつになっても和の心を持った上品な女性には憧れますよ。


そうだよね、それがなくなったら恍惚の世界だ。


自分一人だけの世界でこういうのを想像するのは、誰かを傷つけてるわけではありませんので、いいですよね~


いいこと言うじゃないか!

今はヒトの気持ちを考えない誹謗中傷が多いからね。

多くの人にこういう感覚を持って欲しいもんだよね。


ネズミくん、どうしたんですか?

そんな真面まともなコメントをして。


これが本来の俺なの!


恐れ入りました。

ほしレモン@カクヨム低浮上さんのお陰で、ネズミくんからの素晴らしいコメントを聞き出すことができました。

ありがとうございました。




さて、ネズミくん。

お陰様で大分盛り上がっているところなんですが、残念ながら終了のお時間が近づいて参りました。

お届けいただいた名作がまだ手元にこれだけあるのですが、残念です。

本日はこれにて終了となります。


どうするの?

他のは、没にしちゃうの?


おや!ネズミくん。

心配してくれるんですか?


だってもったいないじゃないか。

折角届けてもらってポシャったら!

中にはとんでもない名作があるかも知れないしね。


流石ですね。

ネズミくんの言う通りと思います。

つきましては次回の予定を変更してこのテーマを続けてもう一回やるって、どうですか?

またネズミくんにはここに来てもらわなければなりませんが・・・?


俺のギャラは高いよ!

それでもいいなら呼んでもいいよ。


早速のご承諾、ありがとうございます。

ところでギャラはどのくらいをご希望ですか?


そんなこと、ここで聞く!?


一応ガラス張りの公開を原則と考えておりますので・・・


なるほど!

じゃあ、要求するよ。


どうぞ!


お魚ソーセージをまるごと一本!

これでどうだ?


は~っ?


お魚ソーセージ一本だよ!


は~っ?


俺はね、今までまるごと一本食べたことがないんだよ。

大体何時も食い残したやつばっかりだからね。

あいつは本当に旨い。

だからまるごと一本食べてみたいの!

分かった!!


なるほど~ そうなんですね~

了解しました。

次回の時にご用意しておきます。

やっぱりネズミくんにはゲストとして来ていただかナ・イ・ト、盛り上がりませんからね。

宜しくお願いします。


そんなにおだてるんじゃないよ!?

でも、ナイトって言ったから了解する。次回も来ることにするよ。

それにしても、随分と俺に対して

「お~ さかンな sオーせーじ」

言ってるように聞こえたけど!!


おお、最後にお魚ソーセージでとんでもないダジャレが出ました。

でもナイトにしてはちょっと苦しかったかも! ですね。


凄い冷気が漂ったところで、それではまた次回、お耳にかかります。

本日のゲストは「(ヒマつぶし)ウサギとネズミの会話」にご登場のネズミくんでした。


どうも~


ネズミくんの翻訳は特製の特別翻訳マシンだったことを改めてお伝えします。

そしてお相手は やまのでん ようふひと でした。


じゃあこれで帰るね。バイバ~イ!


ネズミくんが只今帰りました。

ところで、最初に投げかけました、

駄洒落とは何か?

本当にボケ防止しに役立つのか?

この二つの疑問への回答は次回に持ち越しですね。

次回は7月30日の水曜日午後7時からまたお耳にかかります。

それではまた、次回をお楽しみに。


なお、明日のラジオはいばら 如恵瑠のえるさんが担当します。

https://kakuyomu.jp/works/16818792436670231270

お楽しみください。


本日のお相手は、やまのでん ようふひとで

した。


それでは皆さん、ごきげんよう!

さようなら~


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