読み終わって最初に、「これジャンルなんだっけ?」とチェックすることに。
……あ、これホラーだったんだ!(なるほどなるほど)
と、というような感じに色々とインパクトのある作品でした。
主人公の目の前には天使が現れる。何かというとケーキを欲しがり、天使なのに主人公のことを「好き」とか言ってくる、ちょっぴりおバカな感じの天使!
そして「矢」を射ることによって「運命の愛」が成就するようになると言われ、主人公はどうにか意中の女性を矢で射ようとします。
どことなく、嫌な予感がしてくる話ですね。全体的に「オチ」の臭いがぷんぷんしてくるというか。
おバカでちょっと憎めない天使ちゃんのキャラがとにかく印象的でした。そして、ラストまで読んだところで見える世界がぐるんと変わってきます。
こんな天使と関わってしまった彼。彼の明日はどっちだ!?