メトロノームは何を想って時を刻んでいるのでしょう

いつもの言葉が丁寧に美しく紡がれて、心を震わせる作品になっています。

無機質な平面の音を立体の音に変えるように。
ダイヤモンドがときに涙に例えられるように。

読み終えた時に、メトロノームの音がどこからか聞こえてきそうな気がしました。