死に場所を求めて、愛を知った二人の物語。


とても繊細なタッチで描かれていており、冒頭から引き込まれました。

お互いに思うところがあり、樹海で死に場所を求めている二人。

主人公の尚人に、疲れている現代の社会人は共感してしまうでしょうし、


ヒロインの明夜には、同情してしまうようなバックボーンがある。


明日を生きていく。その気持ちが痛いほど伝わる、良作です。

とても素敵な作品でした。