静かな夏

@Tamonokidesu

静かな夏

どこからが夏か分からずクーラーを26℃にしてすごす部屋


南半球では寒い8月がきたことも忘れカラカラの缶


ベガ、デネブだけ見えた空に点Pを置いて2つの星を飲み込む


黙禱で止まる陽炎手を会わす人は己の影を忘れる


飲み込んだまんまの言葉はきっとまた暑い日に飲みほしてチクチク


前世はゲリラ豪雨でしたと高らかに宣言もせず出てく湧き水


警報が鳴りやまないな干からびた公園はただの土がある場所


どこにも行けなかった日々に彩りをスターマインはミュート推奨


シンボルの木々に彫刻は刻まれていく年々と増える年輪


夏はまた消えゆく運命ヒグラシの弔問は先祖代々続く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

静かな夏 @Tamonokidesu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画