恋の夏休み、すれ違う二人
霧影 深月
夏祭り
夏祭り
勇気を出して誘ったら
小さく頷くキミにバンザイ
夏祭り
指折り数え待つ日々に
高鳴る鼓動止められない
何着てこう?
やっぱり夏は浴衣かな
着慣れず悩み悪戦苦闘
待ち合わせ
待てど暮らせどキミは来ず
募る不安に見つめる画面
待ち合わせ
小さな歩幅で駆けるキミ
ホッと安心 愛しのキミに
かき氷 金魚すくい ヨーヨー釣り
キミといられるだけで幸せ
キミとならおしくらまんじゅう悪くない
ほんの少し手を離しただけなのに
花火が照らす キミの影なし
花火散る
隣にいない キミの影
ざわめく喧騒 惑う浴衣着
見つけたよ
喧騒の外にいるキミを
そっと抱きしめもう離さない
恋の夏休み、すれ違う二人 霧影 深月 @Micchy-lanD
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます