華麗なる佳麗による咖喱の探求

  • ★★★ Excellent!!!

これはどこまでも奥深き咖喱探究の物語。

カレーが日本人に食べられたのは明治時代? 誰がそんなことを言った。
江戸時代よりそれは茶の心として求道され続けてきたのだ。

その求道は千里の道。
スパイス極めた先にあるのは栄光か、孤高か。
鬼に会えば鬼を斬り、仏に会えば仏を斬る。
そんな覚悟を決めたものだけが、この先、咖喱の門を叩け。

そんな、読んでたらカレーを食べたくなる物語です。