深い深いところで
幸まる
深い深いところで
深海を 漂い暮らす 人々の
それぞれの胸 なまじ覗けず
花もなく 笑みもなければ 光なし
けれど確かに 足掻く生命よ
引き上げる その手に縋り
例え刹那の
冷たさと この身を絞る 圧力も
生きざるを得ぬ 私の場所なら
一粒の 落ち来る光 飲み込んで
今日も生きてる 君も私も
深い深いところで 幸まる @karamitu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます