遠き彼方の隣人たちへ

ダンディライオン計画。
吹き飛んでいく綿毛のように、人類は数えきれぬほどの宇宙船を放った。
まだ見ぬ隣人を探し求め、彼らは片道切符の旅へと向かう。

だが、目的地に辿り着いても定住は許されず、ただ故郷の地球を思い出すのみ。
やがて技術が発展し、人類は彼らを迎えに行こうとするが、そこで待ち受けていたのは深い齟齬だった。

遠き日の地球を胸に抱いた彼らを待つものは希望か、それとも絶望か。
その結末をぜひあなたの目で確かめてください。