とある学園の修学旅行で起きた連続魂連れ去り事件から物語は始まります。少女たちはお泊り合宿の作戦会議、楽しそうです。やがて少女たちは大きな謎に気づき、直面していくことになります。数百年前の罪、そして数千年にわたる代償。壮大なストーリーです。罪を追う女神を少女たちは仲間とし、一人にさせない友情もすてきです。スケールの大きな設定の中、少女たちの学園ドラマがワクワクします。みなさまもぜひ

ギリシャ神話の女神たちが、現代の学園で普通の少女として再誕するという設定がユニークでした。
本作はそこから一歩進んで、「魂抜き事件」という学園ミステリーを軸に、神々の孤独と再生を描き出しているところも秀逸です！

主人公ティア（ヘスティア）とサラ（アルテミス）、そして創造神ミレイア。
彼女たちの繋がりは単なる転生譚にとどまらず、
友情・赦し・祈りといった人間の心の話へと昇華していると感じました。

壮大で、やさしくて、どこか懐かしい、現代神話ファンタジーとなっていておすすめです！

この物語は、学園での青春と神々としての記憶が同時に進むという、ほかにはない展開が最大の魅力です。
日常のシーンにも常に過去の重みが影を落としていて、その緊張感が読者を離しません。
神話レベルの出来事が学園生活に自然と溶け込み、世界観がとても緻密に作られているのに、特別な知識がなくてもすんなり入っていけます。
どの章にも読み応えがあり、さらにミステリー的な仕掛けが効いているので展開が予測できず、次が気になって読む手が止まらなくなります。
きっと、最後がどうなるのか自分の目で確かめたくなるはずです。

個人的に、十分な描写と説明が内在している、楽しく読める作品だと思います。

ぜひ読者の皆さまにおすすめしたいです。

神話の世界と現代の学園生活が見事に融合した、読み応え抜群の作品。
古代から続く壮大な神々の物語を背景に、等身大の高校生たちが織りなす友情と成長の物語。神話の知識がなくても楽しめるよう丁寧に設定が練られており、ミステリー要素も絡んで先が気になります。
キャラクター一人一人の心情描写の繊細さ。仲間同士の絆の深さや、複雑な事情を抱えた人物への理解と思いやりが、読者の心に深く響きます。
まだ途中までしか読めていませんが、学園もの好きにも、神話・ファンタジー好きにも自信を持っておすすめできる傑作です

神話×学園×ミステリが絶妙に交差する連作。

空港の不穏から「仲良し作戦」を経て
倫理のグレーを孕んだ真相提示
そして電撃の覚醒へ――

緊張の波形が心地よい！

四聖女の能力開示は
キャラ同士の関係性を立体化し
以後の戦略劇を期待させてくれます。

続きの〝選択〟にワクワクが止まらない！！