柑月渚乃と名乗っていた頃

月城ナノ(柑月渚乃)

【始めに】

・柑月渚乃は自罰的でセンチメンタルな高校生。

・柑月渚乃は長い眠りについた。

・柑月渚乃はカクヨム甲子園で負けた側の人間。


◇ - ◇ - ◇ - ◇ - ◇ - ◇ - ◇ - ◇


 


 重たい書き出しですみません。ですが、これを受け入れられる方にこの先は読んでもらいたいのです。


 私は以前、柑月渚乃という名義で小説を書いていました。

 柑月渚乃はカクヨム甲子園に出るために作った名前です。

 

 でも、カクヨム甲子園では結局良い結果は残せず。

 二年出場しましたが、どちらも短編が中間選考に進んだくらいの成績で終わりました。


 あの時の私は結構面倒な人間で。

 それが後々恥ずかしくなったのでアカウントも作品も消しました。


 

 

 ……いや、どちらかといえばカクヨム甲子園の結果によるショックのほうが大きかったかもしれません。


 今日話すのは、その“柑月渚乃”のこと。

 


 私はセンチメンタルで苦しい思いをしている人が大好きです。

 

 ただ、そういう人たちは辿った足跡を消してしまいます。

 なので、私くらいは残しておきたいなと思い、書くことにしました。私なら嘲笑されても構いませんし。


 気恥ずかしくて遠回しな言い方になりましたが、これから話すのは、簡単に言うと『創作と向き合う自分をどう愛せばいいか』という話です。


 情報という海の荒波に乗り、この瓶に込めた想いが、どうか誰かの岸まで届きますように。

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