第1章 エアポートはタワーダンジョン
青き空、赤き空、白き空、黒き空、若き空
第004話 (閑話) 空の話① 始まりの兆し②
この、お話は帝国姫のある一日の出来事を記す。
それは静かな昼を少し回った時刻に始まった。
森の木々が騒めき、黒のペリカン
次々と空へ上がっていく。
他にも、さまざまな動物が慌て始めた。
泉の水面が波紋を立てた刹那。
爆音を伴い、雷が地上から天高く閃き、大気を割って撞くと、空高く巨大な柱へと変容していった。
柱といっても、巨大。透明性の高い外壁を持つ建造物だ。
形は煙突のように丸みがあるが、この帝国での単位、1リルク(約4km)を超えていた。
それはそれは美しい。
内部は表層3層を見通せる透明性があり、内部が良く見える。
何の素材で出来ているのか判らないものの、石組の建造物だと理解できる物である。
高さは果てなく高く、どこまで伸びたものか不明。
その証拠ともいうか、上は白き雲に包まれ、てっぺんは見えない。
また、その雲の周辺は、目が痛くなるほどに青い空なのだ。
この建物は、上に視界を持って行けば、行くほど青空を吸収して空と同化してしまい、どこから空なのか形はやっと確認できるものの、目視できる限界域がある。
地上から見る分には、真っ青な空であり、視力の良い者には星も見える大空なのだ。
透明なものは空高くへ存在すると、空の色を交えて消えたようになり、見えない。
空に立ち上がった柱から、空の全容を見渡せば、柱は何本か存在していて、それらはどれも同じだ。
これは新たな柱が出来たという事になるのだろう。
泉の近くで天屋を作って居た一人の女性は、巻き込まれなかったが、これを見るために来ていた様子で、恐れることもなく、また、この柱へ敬意すら見せたのだ。
腰の刀を抜き、片膝を下ろすと、
刀身をそっと大地に平たく置き、もろ手を挙げた後、手のひらを胸前で合わせた。
「マヤークツ、マヤーチガ、アルメネイル、アレイラフ、ウレイバス」
この国の言葉で、
その声は、どことなく古く、澄んだ声は歌うようにも聞こえ、会話の声とはまた異なる声であった。
呪文が鳴り響いたような声だが、口で会話する声とは違うのだ。
彼女が柱の空へ
彼女の胸元の大きな宝石が、一条の光線を空へ放った。
そそそと、刀を収め、腰もとを整えるて
早い。まるでそこにある木々は全て知っているかのように、また跳び飛ぶほどの速度で柱の方へと向かう。
天屋の入り口からもう一人、男ががでてきて、声をかけた。
「セノラティータノ《あわてるな》、アイレベータン《けがをするぞ》」こちらは普通に声である。
【ここからは、帝国の
ここからは、彼女。帝国の巫女姫、空姫を主軸にして物語を進めます。
「大丈夫だ、子供の頃からの草場でしかない」
もう男に声が届くか分からない距離になる。
「皇太子兄さんも、来ればよかったのだ。従者なんて付けて!」
声を出しながら、ぶつくさと森を進む。
彼女にとっては、地面の凸凹した
髪は銀髪、といっても、この国では銀は白と言うが、それでいて肌は黒。
これも黒と言っても、この国では褐色以上は黒と言うだけ。
今の日差しでは、見た目、褐色に見えるので黒という表現には、異なる。
服装は下半身と上半身は2セットタイプの服装で、足元から腰の姿は、刀剣一本を差して、パンツにスカートといった感じをベースにし、腰帯は、パレオを膝上で切った形に似た堅めな布で細工柄のものをつけている。
靴は柔らかそうなロング靴で膝上まである。しかし、足先は地下足袋のように指先が使えるようになっている。
上半身は臍出しスタイルで肩から軽装鎧と一体化した胸当てをつけている。
両腕には鱗を模した籠手があり、胸元のペンダントには、あの光を放った大きなペンダントがある。宝石ではないようだが、研かれた物で鉱石のようにも見える。
頭にはサークレットタイプに見える透明な軽装兜という姿になる。
指先は細く、繊細な顔立ちは、一目で美女そのものだ。
そもそも、耳が長く両端へ尖っている。
人族ではあるが、どことなく貴賓を感じる人種なのだ。
彼女の目は、緑色をしているが、時より木々の木漏れ日を浴びると、碧眼といったイメージに近い青色を混ぜた色と魅せる。
おそらく、暗い所ではもっと違う色にみえるかもしれない。不思議な眼の色を放つ。
神秘的な細い肌はきっと柔らかい。
木々の隙間に、透明な材質の壁面が近く見えてきた。
そこで、近くの大木の上へとがり、左手でペンダントを握ると、空を跳ね飛んだ。
右手の中指には同じような材質の鉱石が
くるりと
よくみれば、刀にも鉱石がつかわれている。あらゆる細かい細工にそれらは美しく、
パッと見ただけでは、鉱石が埋め込まれているようには見えない。
刀紋にそれらが薄っすらと出ているのだ。
その刀は、形状もまま、日本刀のソレであった。
違う所を探すなら、日本刀よりは長いという感じを受ける。
そして軽量といった感覚を受けて、軽そうな細身だ。
(日本人が見るに、剣戟をやれば、そのうち折れそうというイメージが入る刀だ)
彼女は空を飛んだのだ、森を抜けて柱の元にたどり着くと、入り口はないのだが、そのまま壁に激突するように進んだ。
しかし、壁はすり抜けてしまう。
表層の一画へ入った彼女は、更に中心へむかい、壁をどんどん透過して進む。
3層目の奥へと進む頃には、外からは見えなくなる。
これは3層目の壁がしっかりとした岩の岩石からなる石組の壁だからだ。
さすがに、この壁だけは通り抜けられないのか、周囲を歩き内部へ入る部分を見つけて入っていく事になる。
「私は神世の空より賜りし証を受けた、空姫である」
「天空への回廊を開き路をあけよ!」
石組の壁はことごとくアーチ型の造りへ変貌し、直進できる回廊となった。
彼女の右手の甲には、不思議な模様と鉱石が浮き上がっていた。
回廊の先にあるのは、上昇機であり、この柱を上へあがる機構を備えた大きな球体の部屋。
そこまでは、淡々と変わらぬアーチだらけの長い回廊だ。彼女はのんびり歩くのである。
時折、アーチの内側から水が出る部位があり、そこで水を貰い、髪を整えたり、口に潤いを取ったりする。
歩くだけには、人は居心地のよい空間だ。
だいぶ奥へ来て、球体の入り口を抜けると、自動的に上昇をはじめた。
空姫には、行き先が判っている。
昨夜、天屋にて見た啓示。
飛行船が着いた、天空港が、目指す先なのだ。
帝国では過去にもこういった事がおきている。
私の代より前の事だが、その形が様々であるが、たいていは天空港に着く。
実際、着くといっても座礁したかのような船や、飛行翼をもった乗り物、そういった物で、今回の気球のようにも見える船体が、しっかり着港したのは、初めてだ。
以前、婆様巫女が亡くなる前には帆船とかいうのがボロボロで着港した話をきいていた。
それ以前の話は書物にて、無残な姿だったことを知識としてはもっている。
なぜか、それらが来る時、神柱は現れる。
そして巫女はそのために誕生するのだという。
ようするに、この柱は、私専用だ。
そして神の柱という理由だが、まさしく神の人が降りたつからだ。
これをこの世界では「人神様」と呼ぶ。
従者をつれてやってくるのだそうだ。
ただ、誰が従者で、誰が人神様なのかは、わからず。
大きな戦争に突入した時に、それは明らかになっていくそうだ。
巫女はその神と常に呼応して時代を巡るという。
私の運命を握る者というわけだ。
帝国の巫女は実のとこと男性もいる。
しかし、我らは数年程度で性別を変える事ができる。呪術を魔法として持つ種族であり、また、魔法という科学を進めた文明体だ。
人神との間に生まれる、国つくりの子は、やがて帝国を引き継ぐ。
我々の帝国はそうやって栄えてきた。
それがゆえなのか、帝国の帝様を直系にした血族からしか巫女は出自しないようだ。
しかしながら、他の帝国の血からも出た事はあり、そういうときには決まって乱世となる。
また、人神は一人ともかぎらず。
複数いれば、当然荒れた時代となる。国の中で割れてしまったら、大変なことになるのだ。
過去において最も古い書物には、人神は人魔でもあると、書かれており、魔と呼ばれる単身でこの世界を荒らす者もいたそうだ。それを魔王と呼ぶそうだが、近年までそれらは現れていない。
「私の、お相手は、どんな奴なんだろうかな」
右手を刀の柄に載せて、帝国一番の刀士へと昇った日々を思い出す。
「運命の相手が女であったら、皇太子にでも譲るかな。あれも巫女の啓示持ちだしな」
巫女が複数いても、やってくる人神の数が同じではないのであるから、そこはやりようだ。
彼女は、胸間にある薬管から、薬を一錠出すと、口に放り込んだ。
スタブラスというミント系の草の匂いと味が、口の中に広がると、幾分か気楽な気分をつくってくれた。
やがて、球体は停止し、出口を開き、進む先を示した。
この階は外層が大きく広間のような作りで、極端に広い空間となっている。
そりゃそうだ。この建物の平面積は数キロだ、飛行船ごときが入っても、気になる規模ではない。
球体から出て、何もない空間を見て、球体を右へむかって歩く。
だいぶ歩くと、見えてきた。あれだ、白い鯨か?
我々の鯨といえば、真っ青だが、人神の乗り物はよくわからんな。
形は気球とにているようだが、さて。
よく見れば、一角があり、それはこのフロアを支える、大型アーチの一部に突き刺さっていた。
「この固い壁に突き刺さったというのか?」
そのまま、鎮座して動かなくなったという姿を晒しも、全体としては傷らしい部位はなく、おそらく、歴代の中では、これが最良の乗りつけ方になるのだろう。
乗り物へむかって、一直線に歩く。
硝子か水晶かのように見える床を進むにつれて、鼓動が高鳴る。
大楯はもってきていない。
剣戟と刀激とは違うのだから、盾をもつことはあまりないが、こういう時は持っていたいものだ。
どんな相手がでてくるか分かったものでなし、いきなり戦いになることもあるだろう。
だんだん、近づくにつれて、呼吸も荒くもありながら、整えられていく。
それは一撃必殺を持つ、彼女の刀捌きにおいて、強者の呼吸だった。
しかし、その気は失せた。目前にまで近寄り、何もなく触れる距離となると、これが無人に感じてしまうのだ。
そういう
戦う気がないと判るのだ。
さて、これは何所から入ればよいやら。
船体は、今もクドライトアラート鉱石がもたらす、クドライトフィールドで包まれていた。
飛行船はロケットを使い果たし、それをパージしているため、船体はうっすらとキラキラとした表面なのだ。
空姫は、感じ取った。
この感じは、ペンダントの鉱石と似ている。
もしや。
ペンダントをかざして、船体に触れると、キラキラは穴をあけるように広まって消えていった。
「ほう」安堵半分、また、鼓動が高鳴る。
そのまま内部へ透過して、姫は姿を消した。
内部は暖かった。いや、かなり温かいかな。帝国の気温も熱い方なのだが、この中は・・・。
最初に匂いが、くさい。
男連中のくさい匂いだ。所謂、汗臭さを感じた。
乗員は男がほとんど、でも、女性の匂いもするな。
12名は居るな。もう少し遠くの匂いも判れば、まだ居そうだ。
彼女の嗅覚は獣に近い。が、それは誰しも世界の中で自然と生きる者は、当然であった。
それゆえ、こういう事が知れる。
視覚には、内部は真っ暗で、灯りはない。
だが、彼女の目では何所かから一条の光でもあれば、夜目のように全体を把握は可能だ。しかし密閉状態となれば、仕方あるまい。
「ラーペルラーダ《光よ照らせ》」
魔法を放つ。
彼女の頭上より前方へ光源が現れると、奥へ向かって進む。
そのまま飛行船では艦橋と呼んでいた部位まで進み、魔法が効果した部位から直線でそも場所までの光の灯≪ともしび≫を作った。
歩きやすく、タラップがあり、そこを進み、扉を開ける。
人が倒れていた。いや、これは、気お失った状態なのか?
人体の状況は肌身に感じ取って、それらの体調を感知した。
一番近い女性から声をかける「もし、気お確かに!」
声は帰らない。
皆ぐったりとしているので、それぞれ軽い者から船外へ担ぎ出してゆく。
かなりの重労働となった。
大柄な黒人は流石に担げなかった。腕を掴んで直ぐにわかったが、こいつは戦士に匹敵する。
筋肉量も骨格も戦う為に存在する、それだと、重さにあきらめた。
まぁ、死んでる訳ではない。おそらくは疲労だ。
ほっといても、そのうち起きるだろう。
次に比較的には背が低い方か、女の近くで倒れている男を運び出す。
こいつは、柔な男だな、小者かな。
ついで、老人。かなりな年齢だとすぐにわかる。重さもたいしてない。
こうして、7人までは船外へだしたのだが、さすがに、ここで誰かを復活させることにした。
「サトゥーラコヌメントロス《にくたいよ、ひろうを、かいふくせよ》」
魔法は見た目には何もみえないが、各自の体には効果した。
びくんと、刺激をえて、軽い唸り声とともに、意識が回復していくらしく。
7人中3名が気を復帰へと戻していった。
「ここはどこ。私、クリスティ・・・です!」
まだ、頭がくらくらとしているのか、クリスティはふざけたように目覚めた。
次いで、小者だとおもわれてる、光が起き上がる。
「着地は成功したんだな」自分の五体を満足に確認して、ほっと息をつく。
そのまま、私をみて「君、誰?」と言われた。
なんとも、不作法者ね。いくら目覚めが悪くても、周囲を確認してから声は出す物よ。
そして、その声で、年寄りが起きた。
「儂、とうとう戻って来たぞ。やった、やった」
こっちもこっちで、起きる成に喜ぶとは、もういいわ。
「私はソランティアラグレクレフィと申す。気をうしなっていたので、外へ運び出した者だ」
これが彼らと初めてのコンタクトとなる。
ソランティア・ラクレク・レフィとは、空高くにある瞬きの間、という意味で、名としては「空」になる。
「回復の程が良ければ、他の者もまだ中におりますので、運び出してもらいたい」
こちらを、じっとり見ている小者風情の視線に気が付いて、そっちへ話す。
「ああ、わかった、助けてくれたんだね。ありがとう。あとは自分達でやるよ」
「そうか、・・・では、皆が運び出されてから、回復魔法を使わせてもらう」
「それまで、
小者風情は何を思ってか、考えている。
躾のない男だ、あまりじろじろと見るな!
空姫には苦手な男だった。
それも、すぐに変わった。
黒人の大男を背負って、出て来たのを見て、それなりには働くのだなと、感心をもつ。
大男を適当に寝かせて、こっちへ向かってきた。
目の前で、「よかったら、どうぞ」と。
手に持っているのは、飲み物らしい。
この世界にはアルミ缶はないので、それが何かはすぐ理解できなかったが、空き缶の口をあけてくれたので、匂いで飲み物と理解した。
異国の飲みものは、うまかった。
これが人神の国に或る飲み物か。(私には興味深かったのだ)
飲み物はマナを回復させるには早かった。
「よし、マナは回復した。残る者もまだおるだろう。手を貸す」
座っていた私へ、男は手をだしてくれたのだ。
この国ではそんな事は誰もしない。そもそも握手というものも無暗にはしない。
何か、この男は違う。空姫として巫女としてそういう感じを受けるのだ。
もし、他の者にされても、気にしないだろう。
何かの直観だろうな。
すると、こいつが人神か?
そう思うと、自分より背丈が低い相手はかわいいと感じるものだ。
しかし、年齢はどうなのだろう。この男。それなりに歳なのだろうか。
我々には年齢はあまり意味がないのだが、人の熟成という面では、年齢というものは必須だ。
単純に若いのであれば、熟度も未熟なものが多いのだ。
逆に年取っていて、熟度があがった人物はそれなりに人の奥深さがある。
魔法つかえば、年齢などいかようにも変貌が可能な帝国には老人がすくないのである。
こういう年齢問題は、生死においてと、内面の熟成に意味がでる。
生死という部分では、いくら若返る魔法をつかっても、その時はやってくるのだ。
その時というのは、死なない者の寿命とは事故や災害での死が人生の終わりとなり。
魔法なしなら、病死もあれば身体の細胞での限界である寿命をいう。
そして、1日の価値が長くなったり短くなったりするものだ。
長く生きれど、短く死ぬも、人生というのは同じ途上感覚なのだ。
のんびりと生きても、急いで生きても、と、言う事だ。
そいうえば、こいつらの言葉が判るのはなんでだろうか。
古い言葉として理解が可能だった。
そしてこれは飛行船から来た者も同じだった。
この人は、日本人の言葉を知ってるのか?
話言葉は違うのに、そこそこ意味が伝わるのだ。
そして、光がみていたのは刀だった。
そりゃそうだ。日本人なら、確実にこれは日本刀を理解する。
長さや細さは若干違うが、それでも、日本刀だと理解できる。
その後、帝国へと向かうのだが、この建物を降りるのに、苦労した。
博士はクドラントアラート鉱石を何個か拾い集めてもってきた。
光も鉱石をもってきたが、こっちはバミューダ鉱石のほう。
全員が立って歩けるまで至るのはすぐだった。
この建物の外層が回廊となっていて、下まで繋がっている傾斜回廊だという事を伝えて、別れる事になった。
巫女姫は透過が可能だから、こういう移動が可能だっただけである。
巫女は右腕に埋め込まれてある鉱石で球体で降りれるが、他の者は一緒には降りれなかったからだ。
地下にはそのまま出口がある事もわかっていたので、そちらから出てもらう事を伝えた。
その後、従者と姫が帝国城へ戻ったのは、夜半を過ぎた。
次回、人工石と天然石の違いがはっきりします。
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【(若き空)は帝国の巫女姫である】閑話はここまです。
残る、青き空、赤き空、白き空、黒き空、お楽しみに。
魔王となるか、神王となるか、帝国の威信の上で彼は戦う。ナトランティス冒険譚 隻訊雷命 @Sekijin
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