浴衣すら
夏の夜の 花火デートに 浴衣着る それすら拒む 熱風花火大会
国宝を 夏着物着て 見に行きたい 下手でもいいのよ 好きなんだから
気温もさ 取り締まりもさ ハードル上げる 着物を着よう それで良くない?
ちょっと前の、大臣の奥様でしたか、思い出しました。
ご本人は晴れがましい場所だからと、頑張って自分で着付けられるように練習したのだと思うのですよ。
あの満面の笑み。ご主人に対する誇らしさと、自分のおしゃれを見てもらう嬉しさとで輝いていたじゃないですか。
嫌味な表情なんてみじんも感じませんでした。
それなのに、寄ってたかってこき下ろして。
人生で、もしかしたらたった一度の晴れがましい思いを台無しにされて、本当にお気の毒でした。
あの日は、喜びよりも後悔とともに思い出される日になってしまったと思います。
みんな、そんな権利があるのかなあ。
きれいに着付けをできる方がいたとして、初めからきちんと着付けができたのかな。いろいろ失敗もしてそうなったのではないかしら。
着物を着よう、その心意気だけでも、いまの日本には大事なことだと思うのですよね。
あ、わたし、へたっぴですよ。たぶん指さされちゃうくらい。
でも、母からもらったから来てみようと思ってます。
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