『受験生』はナーバスな時と思っていたけど大冒険前のタメの時期だったのね
- ★★★ Excellent!!!
中学3年の夏休み前に、手持ちの教科書さえマトモに目を通した事も無い、佐々木健太君。低い低い勉強意識と学力レベルを、”当たり前”のように受け入れていた彼。
そんな彼にも、クラスメイトの気になる女の子には、見栄を張りたかったようで……。
無謀にも、難関高校受験を公言してしまう。
作中での、佐々木少年の、お馬鹿さんな言い回しが、じわじわ来て、楽しい!!
的確な”勉強アドバイスとメンタル補強”をしてくれる、謎の『定年前の図書館職員のおじさん』が、実は作者ご本人なのでは???
作中の、合格発表の方法が、昔ながらで、懐かしかった。
昔は、受験した高校の門の前では、こんな悲喜こもごもな光景が見られたんだよ~!
(いまどきの若者達よ!)
コロナ以降、受験現場の状況も変化し、合格発表は、各中学校にメール送信となったり、高校のホームページでの発表で終わる等、高校毎に、発表方法が変化してしまった事が残念でならない。
校門前まで、ドキドキしながら出かけたその足取りも、人生の大切な1歩だったと、今では思う。合格した友の笑顔も、不合格だった友の涙も、実際に”見た”現実であったのだから。